投資信託/投資信託の手続き(申込みから購入・売却)

口数で?金額で?投資信託の買い方チェック(2ページ目)

例えば果物を個数で買うか金額を指定して買うか。投資信託にも同じように口数で買う方法と金額を指定する方法があります。初めて投資信託を買う時に戸惑わないよう買い方を理解しておきましょう。

執筆者:牧野 なな子

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金額を指定する

「金額指定」とは、その名の通り、1万円や10万円と金額を指定して購入する方法です。また、金額に販売手数料が含まれる場合と、販売手数料は別途取られる場合があります。
販売手数料が購入金額に含まれる場合は、まず10万円の1.05%にあたる1,050円が差し引かれ、残りの98,950円が投資信託の購入代金となり、98,950円÷8,000円×10,000口=123,687.5口が購入口数となります。
一方、販売手数料が別途かかる場合は、100,000÷8,000円×10,000口=125,000口が購入口数です。

投資信託の基準価額は、毎日1回投資する市場がクローズされてから計算されるため、申込時にいくらで買えるかわかりません。実際に上記の場合の10万円で何口買えたかがわかるのは翌日以降、後日、送られてくる取引報告書で購入代金や販売手数料、基準価額がいくらで買えたか、購入した口数は何口かを確認しておきましょう。

口数を指定する

購入する口数を指定して購入する方法です。
基準価額8,000円、販売手数料1.05%の投資信託を10万口買う場合、投資信託購入代金は8万円。販売手数料は別に8万円×1.05%=840円支払うので、合計すると80,840円が必要です。

キリの良い口数で買えるのはいいのですが、前述のように申込時には基準価額がわからないため、購入代金にいくらかかったかがわかるのは、翌日以降になります。

金額=口数×基準価額÷10,000この式は、保有する投資信託の現在の時価を見るのに大切なものですので是非覚えておいて下さい。
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