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セゾン投信が考える「貯蓄から投資」の意味(3ページ目)

長期投資・分散投資が安いコストで実現できると評判のセゾン投信、中野社長に直撃インタビュー。これからの日本人の投資について熱い想いを語っていただきました。

執筆者:牧野 なな子

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セゾン投信の同乗者

「セゾン号」の乗船者のチームワークも良くないと荒波を乗り越えられません。
ガイド:セミナーをされた後、お客様の変化を感じますか?

中野社長:かなり感じますね~。

杉本さん:ほとんどの方がアンケートを書いて下さるんですよ。印象的だったのは、「2回、3回と同じ話を聞いて、セゾンの考え方がブレていないことを確信しました。まずは、1万円からでもいいですか。」って。とっても嬉しい一言でした。

中野社長:こちらとしては、別の話を聞いていただく方が良いかなと思っていたのですが、そうではなく同じ話を聞きにいらっしゃっていることに気が付きました。聞いている内に理解度が深まって納得されて始めるということで、、

ガイド:最初に納得されて始めるのは、投資には必要なことですね。同じセゾン号に乗る同乗者としては、投資家の価値観も気になります。

中野社長:ファンドのパフォーマンスは、実は、運用者の腕が悪かろうがよかろうが、お金を預ける方の価値観が合致していないと良い運用成績は出ないんですよ。お客様の想いが同じ方向に向かっていることが大事なんです。
せっかくいい運用をしていても、急激に資金が流出しては思うような運用は出来ませんからね。リーマンショックの時にも、電話はかかってきましたが、実際、狼狽売りの方はあまりいませんでした。設立以来、継続して資金が流入しているのは運用者にとってありがたいこと。特に、積立でコンスタントに資金が入ることは、安定した運用に繋がります。

ガイド:ドルコスト平均法を使った積立は投資家にとっても利がありますが、よいパフォーマンスにも繋がるんですね。
長期投資、積立投資にこだわる理由がよくわかります。
今日はありがとうございました。

◇    ◇    ◇    ◇

取材の日は急激に円高に振れた日、朝のうちにドルの手配を済ませたという中野社長、社長自らも運用の細部にも目を配っているとのことです。舵の取りやすい直販投信ならではのことでしょう。

今回は、セゾン投信の運用の中身については触れませんでしたが、またの機会に伺ってみたいと思います。
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