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やってはいけない投資手法(前編)(2ページ目)

「色々な情報源から色々な投資法を集めているのだけれども、それでも上手く行かない!」といったケースを良く耳にします。今回は初心者が陥りやすい投資手法選択での失敗例を紹介します。

西村 剛

執筆者:西村 剛

株式ガイド

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失敗例3:勘で投資する。理由も無く投資する。

チャートは全く理由も無く動いているわけではありません
チャートには様々な要因が表現されています。
これは最初はよく行ってしまうやり方だと思うますが、チャートや株価をなんとなく見て実際に投資することです。
○これなら、株価上がりそうな「気がする」
○「たぶん」、次の日はストップ高だ!!
○「わからないけど」株価はきっと戻る!

これらには根拠もなにもありません。カッコの中身はただの希望的観測で、たとえ利益が出たとしてもそれは「運」に過ぎません。
チャートの正しい見方や、会社情報を見るなり、じっくりと調べなくてはならないのです。

このような「わからない」株に対しては、「何もしない」が最善の対処法だと私は思います。「休むも相場」という格言はこのことをよく表現していると思います。

失敗例4:仕手株(ハイリスク・ハイリターン株)

休むも相場です
たまには「休むも相場」です
仕手株とは、企業実態面での裏づけがないまま、マネーゲーム的に株価が乱高下する株式のことで、100円以下の株によく見られます。
これらの株は10万円以下ではじめられるものが多いですし。たった5円でも上がると高い利益が得られるので、短期間で高いリターンが期待できます。

しかし、こういった仕手株は業績が悪いものが多く、最近のライブドア株のように上場廃止が決まっていたり、倒産目前と言うものが多いです。つまり投資したお金が0になる確率が非常に高く危険です。
また、価格の変動が激しいので、売り時、買い時タイミング一つ違うと、1日のうちに資金が倍になったり半分になったりするケースが多く、その相場観は初心者には早々習得できるものではないと考えます。

今回はこの辺で、後半については次回引き続き掲載したいと思いますのでお楽しみに!

【参考記事】
  • 賢い投資家の情報収集術 [はじめての株式投資] All About マネー
  • 外国人投資家の動向を調べよう [はじめての株式投資] All About マネー


    【参考リンク】
  • オールアバウトマネー用語集 損切り
  • オールアバウトマネー用語集 短期売買
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