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今からでも任天堂への投資は間に合うのか?(2ページ目)

一年前に任天堂を選んだか金融株を選んだかは同じ100万円の投資でも220万円の開き!

藤村 哲也

藤村 哲也

株式 ガイド

中国株、日本株による資産運用アドバイザー。ライジングブル投資顧問株式会社代表取締役。元UFJつばさ証券投資情報部部長代理。低金利の時代の今、株による財産形成(投資)を幅広く勧めている。

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任天堂株はまだ上昇するか?

任天堂株はまだ上昇するか?
任天堂株はまだ上昇するか?
結論を申し上げますと、年初から上昇を続けていますがまだしばらくはこの基調が続くのではないでしょうか?

理由は、下記の通り。

1.DS、Wii共に世界中のゲーム人口の増加に寄与しており、ゲーム人口の増加余地はまだまだ大きく潜在マーケットが非常に大きいこと。
※世界中で出回っている台数が、Wiiが2007年8月累計で1,051万台、DSが約5,000万台です。年末クリスマス商戦でも更に世界中で普及台数が加速していくものと判断されます。日本だけでなく、米国や欧州など隔たりなくヒットしています。また今までゲーム人口ではなかった主婦層やサラリーマンなども取り込んでいることは最大の注目点。ゲーム人口に深く食い込んだプレイステーション2の普及台数1億台は越えてくるのではないでしょうか?このハードの普及はゲームソフトの普及に不可欠です。

2.自社ソフトの割合が高くハードソフト両面での成長が見込まれること。

※ハードが普及すればするほどソフトも当然売れます。特にDSやWiiはプレイステーションなどと違って他社のソフトの依存が低く任天堂ソフトの比重が非常に高いことが特徴として挙げられます。任天堂への業績インパクトは絶大なものとなります。

3.今までのゲームに比べると開発費が安く済み、開発にお金をかけゲームマニアを満足させることよりもアイデア次第で利用価値はよりあがること。その一方で、従来のゲームマニアを満足させることにも注力し始めていること。

※ダイエットから健康管理、英会話、脳トレなどなど生活に関連したソフトは従来のゲームソフトに比べると開発費が低く抑えられます。従来のソフトも今後ドラクエシリーズやファイナルファンタジーシリーズの復刻版などにより、従来のゲーム人口へも訴えられるラインナップを目指しています。

ほかにもいくつも理由がありますが、任天堂の今後の業績見通しはまだまだ明るいと判断され現時点でもプチ株を活用した投資(7万円程度で購入可能)は検討余地は大きいと思われます。

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