ライブドアショックと今後の新興市場動向

ライブドアショック
ライブドアショックの今後の影響は?

ライブドアショック後、それまで上昇一辺倒であった新興市場の上値が重たくなってきました。ライブドアショック前とその後で新興市場の株価に変化は見られるのかどうか?特に2000年の光通信ショックと今の違いをよく理解し投資に役立てていただきたいと思います。結論から申し上げますとライブドアショック後はより企業の選別が進み、銘柄の格差や優劣が今まで以上にはっきりしてくるのではないかと見ています。

ライブドアショックの新興市場への影響


ライブドアショックは、ライブドアの関連企業の株価急落を招きましたが、マザーズやヘラクレス、ジャスダック上場企業の株価のそれまでの株価上昇の勢いも止めております。

具体的に新興市場の代表的な指数であるジャスダック指数で説明します。2003年3月の987ポイントから2006年1月16日には2904ポイントへと約三年で指数自体3倍となりました。ライブドアショックによって2545ポイントまで一時急落となりましたが、再び持ち返し2800ポイントで今は推移、未だに1月16日の高値を抜けていないのです。

今後新興市場の相場は、ライブドアショックをものともせず人気は加速し、再び高値を更新して上昇を続けるのでしょうか?それとも約3年にわたった上昇相場も終焉を迎えバブル崩壊となるのでしょうか?特に対比されるのが2000年の光通信の暴落が引き金となったITバブル時と今の比較です。今回の記事はその点を判断するのに参考になるようなレポートにしたいと思います。

2000年のITバブルと今の比較


2000年は光通信の暴落が引き金となったほか、米国でもITバブルが崩壊となりソフトバンクやYahoo!、NTTドコモなどが暴落し、日経平均自体もその後二年間にわたって下落を続け7607ポイントまで下げたことは記憶に新しい出来事です。

1999年まで光通信は相場を牽引し1998年の3370円から2000年2月の241000円へと約1年半で71倍になりましたが、ショック後、株価はたった一年で1/160の1500円まで急落しました。この時はこの光通信ばかりではなく、ソフトバンクもYahoo!もNTTドコモも2000年2月まで急上昇してきた銘柄がことごとく下落を続け、相場全体に悪影響を及ぼしました。

投資家心理は急速にしぼみ、大変な打撃を受けた方も数知れません。この2000年2月当時のTOPIX指数は1754ポイント、JASDAQ指数は2700ポイント。そして今2006年2月高値のTOPIX指数は1710ポイント、JASDAQ指数は2800ポイントとまさに2000年2月当時と酷似しているのです。

そして、今回は新興市場の象徴的存在であったライブドアの不祥事。どうしてもあの当時の記憶がよみがえります。しかし、2000年当時の日本経済と今を比較すると実体経済は確実に良くなっており、間違いなくあの当時よりも個々の企業の業績は良好な決算を発表しております。

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