スタイル別の銘柄選び~短期投資目的
短期投資目的は流れに乗ることが重要 |
うまく流れに乗ることが出来ればと付け加えましたが、流れを捉えていくのには経済動向や米国の動向、中国の動向、金利動向、政策動向などさまざまな環境の変化に対応して考えていかなければ的確な運用は不可能です。投資ファンドの世界では市場の平均値を上回れるかどうかがひとつの目安となります。素人判断だとこの市場平均を上回ることすら容易ではないのです。
つまり日経平均は下落すると自身の資産も減少してしまいます。どんな相場状況でも結果を残し、良い結果を出していくには相当の質の高い情報が求められましょう。
どんな相場状況でも良好な結果を出していくには当然ですが、下げているときでも常に前向きに相場を捉えていかなければなりません。上昇して強気になり、下落して弱気になるというやり方では到底この投資目的で成功していくことは不可能に近いといえましょう。
また、経済状況を無視してこのスタイルを維持しようと思ってもかなり無理があります。米国の経済動向や金利、政策、業績動向、など様々な状況の変化に対応して行かなければ決して満足いくような結果を残すことは出来ません。パフォーマンスも一番上がる方法ですが、最も難しい投資判断が求められる投資スタイルといえましょう。
この投資スタイルでの銘柄選びに必要な情報は経済情報(米国や世界経済の動向、金融動向、政策動向、ニューヨーク株式市場の動向)産業情報(自動車産業や半導体産業、住宅産業など)、企業情報(業績動向、競争力、製品サービス情報、財務情報など)株式情報(チャートや株価情報、日々の材料)など多岐にわたります。
たとえば、2008年10月の暴落チャンスで日本製鋼所(5631)を選択するとその後劇的にパフォーマンスは上がる結果となりました。ソニーでもなくトヨタでもなく三菱UFJ銀行でもなく日本製鋼所を選択することが求められたのです。その背景には中国の原子力発電所の発注ラッシュ、環境問題、世界NO1の技術力など様々な背景があるのです。
瞬時に求められるため事前の情報が重要となりましょう。
暴落時の今、何を買えばいいのか?