引越しは部屋のレイアウトを変える絶好のチャンス。この機会に部屋の中がすっきりするように家具の配置を考えたいものですね。
部屋が広くみえるコツ
|
部屋がすっきりみえると気持ちもすがすがしくなりそうです |
部屋の広さの第一印象は、家具の配置によっても大きく変わると言われています。
とくに、リビング・ダイニングを収納家具で壁一面を覆ってしまうと、圧迫感があり、実際より狭く見えてしまうことがあります。限られた空間をすっきり、広くみせるためには以下のことを試してみてはいかがでしょう。
- 腰の高さよりも低い家具で統一する
- 凹凸が無いよう、同じ奥行きの家具で揃える
- カラーとトーンをそろえる
逆に部屋を狭くみせてしまうのは、陽光を遮ってしまうこと。たとえば、掃出し窓の前に家具を置いたり、圧迫感を感じさせる大きい家具を置くことなどです。家具以外では襖も陽光を遮ってしまうもの。襖をスリガラスやレース状のカーテンなどに替えるなどの一工夫で、広さを感じさせることができるでしょう。
しかし、部屋の向きや構造でどうしても壁一面に収納家具を配置しなければならない状況もでてくるでしょう。そんな場合は同種類・同色の家具で統一するのがベター。
また、扉付きの収納家具でゴチャゴチャした小物や雑貨が見えないようにしたり、奥行きの浅いものを配置したり、扉を鏡面にするなどの工夫をこらすと圧迫感を抑えることができます。
見せたい小物はどうします?
それでも見せたい小物や雑貨がある場合は、「見せるコーナー」を一角に作ってみましょう。この場合、部屋のあちこちにディスプレイするのではなく、「見せるコーナー」を部屋の一角に作るのがおススメです。見せるコーナーはリビングでもいいですが、玄関やトイレを趣味のギャラリーとする方法も有効です。