家計簿・家計管理/家計支出を削減するための節約テクニック

個人事業主の労災対策 月2000円で解決!(2ページ目)

個人事業主の労災保険といえる、通称「あんしん財団」の「災害補償共済事業」。入院日額6,000円、死亡補償2000万円。更に健康診断や人間ドック、慰安旅行などに補助金が! 会費は全額必要経費で節税できます。

大沼 恵美子

執筆者:大沼 恵美子

貯蓄ガイド

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人間ドックを受診すると最大2万円の補助

個人事業主や専従者等は、時間や費用の面からなかなか定期健康診断や人間ドックを受診することがありません。この共済では、定期健康診断を受診すると2000円、人間ドックは加入期間によって6000~20,000円の補助を受けることができます。更に契約病院での人間ドックは優待価格が準備されています。

旅行にも1人1泊2000円

家族旅行や慰安旅行には、大人1人1泊2000円、子供には1000円の補助金を申請しましょう。また全国に1000箇所以上の契約施設があり、特別料金で利用できますので、こちらの利用もお勧めです。

個人事業主と専従者1名、合計2名が共済に加入(加入歴3年)しているケースでは、
・人間ドック=6000円×2名=12,000円
・3泊4日の家族旅行(子供2名)=(2000円×2名+1000円×2名)×3=18,000円

2人分の実質年会費は18,000円(=48,000円(会費)?30,000円(補助金))です。18,000円で2人分のケガに対する医療保障(入院6,000円、通院2000円、往診4,000円)と死亡保障(2000万円)を得たことになります。

エアコン設置にも助成

人間ドックや旅行等の福利厚生事業への補助以外に、防災防止事業に対して助成金があります。空調機器や換気装置、安全靴、自動ドアーなどあんしん財団が定める一定の安全衛生設備等を設置した場合、経費(3,000円以上)の1/2(加入者数にごとに定められた限度額まで)が助成されます。助成総限度額は、加入者が1名の場合は年間1.5万円、2名では2.5万円、3~4名は3.5万円、5~9名は5万円となっています。


生涯現役と考えている個人事業主のあなた、「小額で大きな補償」をこんな共済で準備してみませんか?

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