株・株式投資/株式投資の基礎用語

「監理ポスト」「整理ポスト」っていったい何?(2ページ目)

株の世界には、普段耳にしないような言葉があって、たとえば、「監理ポスト」「整理ポスト」もその一例。何かニュースが出ると話題になることもあるのですが、これらはいったいどのようなものなのでしょうか?

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

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「整理ポスト」に割り当てられるとどうなる?

監理ポスト・整理ポストに入ったら、株をどうするのか考えよう。

監理ポスト・整理ポストに入ったら、株をどうするのか考えよう。

「整理ポスト」とは、その名の通り、投資家に上場廃止を知らせ、投資者が整理売買を行うことができるように設けられたものです。

「整理ポスト」に割り当てられると、原則として、1ヵ月間売買が行われた後に上場廃止になります。

ちなみに、監理ポストに割り当てられた銘柄は東証の「監理・整理銘柄指定状況」やジャスダックのホームページで確認ができます。

売買はできるけど

これらのポストに割り当てられると、もう株の売買ができないのか?というそういうわけでもありません。「監理ポスト」「整理ポスト」に割り当てられている間も、売買は通常通り行われます。

しかも、もしかしたら監理ポストから解除されるかもしれず、そうすると株価は上がっていきます。でも、あくまで可能性があるという話で、そのまま整理ポストに割り当てられる場合のほうが多いのです。

これらのポストに割り当てられた株は、話題性もありますし、何より株価も大幅に下がるので、マネーゲームの対象になることが多いのも特徴です。ですので、手出しをするにはちょっと危険な株かもしれません。こういった株の場合、外野に徹するのがおすすめです。
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