いかにして自分のものにするのか
田丸さんの著書>「タマル式」株式投資術―100万円から3億円をつくる奥義。こちらでも田丸式が勉強できる。 |
田丸:自分はどういう風にするのか、ということでしょう。つまり、柴田罫線と自分の研究分析などを総合して、それを自分なりの方法に変えるにはどうしたらいいのか、そう考えました。
ガイド:自分なりですか…。
田丸:その結果、ローソク足の組み合わせを見つけたわけですよね。でもやっぱり100%はありえないので、1つのローソク足から判断するよりも、2つ3つの組み合わせで考えようと思いました。そうすれば、確立が高まりますよね。
ガイド:私もその意見と同じですね。どちらかというと私もテクニカルを重視していたほうなので、ローソク足を組み合わせてみたり、時には出来高なんかも考慮してみたりしました。そうすることで、勝率が高まりましたから。
田丸:私の場合にはカギ足と週足を組み合わせたんです。そして買い転換、つまり買いのシグナルがでればそこで買いますし、売り転換が出たらそこで売ればいいことがわかったわけです。
ガイド:すごい発見ですよね。しかし、それまでにはけっこう時間がかかったのではないですか?柴田罫線を勉強するにしても、1年以上かかりました?
儲かる投資家は短期集中で勉強する?
田丸:実は、それほど期間的には長くないんですよ。10日でマスターして11日目で実践しました。もちろん1日に6時間~7時間くらいは時間をとりましたけど。ガイド:受験生みたいですね!!
田丸:勉強の仕方も、見ていても頭に入らないですから、チャートを手で書いたんです。自分の手で書くと、不思議なことにチャートが頭に入ってくるんですね。たぶん、これは私に限ってではないと思いますよ。だからチャートの勉強をするのであれば、まずは手書きでチャートを書いてみるといいですよ。
ガイド:受験のときも、必死に書いて覚えたのを思い出しました…。勉強方法の1つとして、手で書くというのは大切なんですね。ただ見ていても頭に残りませんから、それでは時間の無駄ですよね。逆に多少時間がかかったとしても、手で書いた方がはるかに効率がいい。いいこと教わりました!
田丸:書き方がおわかりにならない時はご遠慮なくお聞きくださいね。
ガイド:チャートの勉強をされて、実践に入られたわけですよね。
田丸:はい。私が田丸式を確立したころは、調度下げ相場だったんですね。だから多くの銘柄で売り転換が出ていたんです。
ガイド:ということは、そこで空売りをして132勝を上げたわけですね?
田丸:相場の状況と田丸式がぴったりと合ったんだと思います。独自の田丸式で年間132勝というのは、正直自分でもびっくりしましたね(笑)
にこやかに笑う田丸さんでしたが、その笑顔の裏には自信がみなぎっていました。田丸さんからはまだまだたくさんのお話をお聞きしましたので、次回の記事でも紹介しますね。
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