Mac/Macの選び方

iMac、MacBookなど、本体デザインでMacを選ぶ

パソコンには大きく分けてMacBook ProとMacBook Airのノートブックと、iMacやMac miniなどのデスクトップの2種類がありますが、ここでは、Macを形状で選ぶ場合のポイントを紹介します。

木下 幹司

執筆者:木下 幹司

Macガイド

ノートブック型Macとデスクトップ型Mac、どちらを選ぶ?

Macには大きく分けてノートブックとデスクトップの2種類があり、ノートブック型にはMacBook Air、MacBook Proというように~Bookという名前がついています。

デスクトップはiMac、Mac mini、Mac Proの3種類。iMac以外のモデルにはディスプレイは付属せず、Mac miniにはキーボード、マウスも付属しないので購入時には注意が必要。

Macの場合、Windowsパソコンに比べ種類が整理されているので、「Macをどこで使うのか」「Macを使って何をしたいか」を考えると、おのずと選ぶべき形状は決まるでしょう。

ノートブック型Macを選ぶ

持ち運びしやすくて省スペース。無線LANを使えば外出先や家のどこでもネットが楽しめるなど、処理速度よりも手軽さを優先するならノートブック型がおすすめです。9万8800円から手に入るMacBook Airは今やMacだけでなくモバイルコンピューティングの象徴ともいえる存在。スマホ全盛の時代だからこそ、より携帯性に高いモデルに人気があります。

【ガイドおすすめ機種】
ノートブックでのおすすめはMacBook Airです。薄くて軽く、処理能力も申し分ありません。コンパクトなボディにも関わらず打ちやすいフルサイズのキーボードが使えるのはWindowsよりキーの数が少ないMacならではの魅力でしょう。デザイン性も高く、所有する喜びが極めて大きいマシンです。11インチモデルはノートブックの中で最も安く、9万9800円から購入できます(2013年8月現在)。

MacBook Airではディスク容量が物足りない!もう少しプロセッサの性能が欲しい!もっとメモリを積みたい!という場合はMacBook Proの13.3インチ、2.9GHzモデルがおすすめ。BTOオプションで最大1TBハードディスク、あるいは512GBのSSDを搭載することができ、メモリは標準で8GBが搭載されています。

ノートブックでプロフェッショナルな作業もこなしたいのであれば、小さい画面では物足りなくなります。グラフィックやビデオ編集、音楽を思う存分楽しむのなら、おすすめはMacBook Proシリーズの15インチ(非Retinaディスプレイモデル)です。広々した画面と高速なプロセッサで、デスクトップなみの快適さとノートブックの携帯性を両立できます。画面解像度と速さではRetinaディスプレイモデルに及びませんが、光学ドライブを内蔵し、最大1TBの大容量ハードディスクが搭載できるのがポイント。Apple StoreのBTOでピクセル数が36パーセント多い1680×1050の高解像度ディスプレイに変更できますので、iMac 21.5インチに迫る画面領域で作業できます。

さらにもっと上を望むならMacBook Pro Retinaディスプレイモデルはいかがでしょうか、2880x1800もの画面解像度でHD動画をフルサイズで編集できます。さらにこのモデルでは最大搭載メモリが16GBとなっており、高速なフラッシュストレージとの組み合わせで全体のパフォーマンスはiMacの上位機種を上回ってしまうほど。

 

なお、すべてのMacは拡張デスクトップに対応しているため、外部モニタ※をつなげれば、マルチモニタの広い画面で作業ができるようになります。
※アダプタは別売り

携帯性ではタブレットにかないませんが、文字をすばやく快適に入力するためにはキーボードが必須。iPadなどのタブレットは“見る”ことに特化しているものなので、“作る”作業には向いていません。MacBookシリーズはそんな“作る”作業が快適に行えるモデルです。

→デスクトップ型はコストパフォーマンスが魅力
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