「ねんきん特別便」以外でも加入記録は確認できます。「?」と思ったら調べてみましょう |
加入記録は必ず確認!確認のポイントは?
「ねんきん特別便」以外でも年金の加入記録を確認する方法があります。- 社会保険事務所または年金相談センターの窓口で確認する
自宅や会社の近くの社会保険事務所や年金相談センターで加入記録を確認する窓口があります。原則の相談時間は原則平日の8:30~17:15ですが、土日祝日や夜間(19時まで)の相談を行っているところもあります(現在は当面の間、平日は一部を除き19時まで開庁)。社会保険庁のHPで延長時間等を案内しているので、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。
相談には本人であることが確認できる運転免許証や年金手帳を持参します。他の人にお願いする場合は、委任状があれば依頼できます。委任状は特に決められた形式ではありませんが、社会保険庁のHPでダウンロードもできます。 - 電話相談を利用する
電話相談は、現在「ねんきん特別便」専用ダイヤル(0570?058?555)で受け付けています(年金記録照会専門フリーダイヤルは今年3月で終了しています)。受付時間は平日9:00~20:00までと第2土曜日の9:00~17:00までです。
電話相談の場合は、電話で記録確認の結果を教えてくれるのではなく、後日回答表が郵送されます。電話では本人確認のために生年月日と基礎年金番号が聞かれるので、基礎年金番号がわかる年金手帳などを手元に用意しておきましょう。 - インターネットを利用する
社会保険庁のHPでユーザIDとパスワードを取得すると、いつでも社会保険庁のHPで加入記録を確認することができます。
ユーザIDとパスワードの取得には基礎年金番号が必要で、発行までに時間がかかります。また、IDとパスワードは郵送での通知となります。 - 年金の加入期間は、退職日と厚生年金の加入資格を失う日が1日ずれるなど、間違えやすいところがあります。転職した経験のある人は、もし退職時の給与明細や辞令などが手元に残っていれば、もう1度自分がいつまで厚生年金に加入していたのかを確認しましょう。
1.名前,生年月日があっているか | Yes No |
2.加入記録がつながっているか(空白の期間がない) | Yes No |
3.今まで正社員で勤務した会社が全て記録されているか | Yes No |
4.会社の入社日,退職日があっているか | Yes No |
5.転職時の切り替えで抜けている期間はないか | Yes No |
6.標準報酬(給与,平成15年4月以降の賞与)があっているか | Yes No |
7.国民年金の加入記録で保険料を納付した月数と期間があっているか | Yes No |
また、厚生年金の加入記録だけでなく、国民年金の加入記録も一緒に確認できます。厚生年金から第1号被保険者や第3号被保険者に変わっている人は、手続きした時期にずれがないかも確認しましょう。
「ねんきん特別便」などで確認できる年金加入記録は、現在、基礎年金番号とつながっている加入記録だけです。自分の記憶が頼りですから、加入記録の手掛かりとなる給与明細など探してみることも有効です。「ねんきん特別便」が届いたら、面倒がらずに漏れている記録がないかしっかり確認するようにしましょう。そして書類の保管もしっかりしましょう。
※この記事は、掲載当初協賛を受けて制作したものです。
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