引き出しにくい金融商品に預けたBさん
ネットで手続きできるのは簡単でよいけれど、解約も簡単だと貯められないかも…… |
「お金を引き出すことに罪悪感を持ちつつも、なかなか止められない状態を早く止めたいと思ってました。そこで、定期預金よりももっと解約に手間のかかるものなら大丈夫かも、と思って投資信託を買いました。」(Bさん)
投資信託だと、値動きがあるので損をしそうで心配という人もいますよね。Bさんはどうだったのでしょうか?
「値動きがあるから、損をしているときには『今、解約したら損しちゃう』と思うし、値上がりしているときには『もっと増えるかも』と思ったりするので、解約したいと思わなくなりました。実は、解約の手続き方法はよくわかりません。わかるとすぐに解約したくなるかもしれないから、当分知らない方がよさそうなので……」(Bさん)
この方法でBさんは元本100万円を貯めたそう。株価の動きによっては元本割れしてしまうときもあったそうですが、5年以上は使わないと決めているので気にならないとか。
Bさんのように投資信託で積立するのも1つの方法ですし、養老保険など貯蓄タイプの保険で貯めている人もいますよ。
手続きする日を先に決めて実行したCさん
忙しくても、将来の自分のために貯める仕組みを作る時間をもちましょう |
Cさんは、自分の誕生日に手続きをする!と決めて実行したそうです。
「自分にとって大切な日なら絶対に忘れないし怠けないと思って、誕生日に貯蓄をスタートすると目標を立てました。ちょうど会社には誕生日休暇があったので、平日に銀行へいくことができたのもラッキーでした。」(Cさん)
「時間ができたらやろう」としても、なかなか時間はとれないものですよね。時間も貯蓄と同じように、先に天引きしておくことが大切です。今すぐ、手続きをする日時を決めて、手帳に書き込みましょう!自分のための時間を優先して確保しておくことで、他の予定も調整しやすくなります。
手続きの時間は、“手抜き”して貯めていくための仕込みの時間でもあり、将来の自分のための投資の時間でもあります。ここだけはしっかり確保しましょうね。
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