マネープラン/定年前後に考える人生設計とマネープラン

自分で将来の安心をつかむ方法 リタイア後の資金を獲得せよ!

不安の多い昨今。自分の将来についても不安を持つ人が増えています。そこで、自分の手で将来の生活を確保するために、さっそくマネープランを作りましょう。

執筆者:上野 博美

  • Comment Page Icon

<INDEX>
・STEP1 実は、人によって大きく異なる老後の資金
STEP2 60歳時点で3000万円貯めるには・・・
STEP3 いざ、運用!
STEP4 お金の価値の変化に注意を!

STEP1 実は、人によって大きく異なる老後の資金

●ライフスタイルによって異なる老後の資金

「老後資金は最低でも3000万円は必要!」「いやいや5000万円は貯めておきたい!」などとよく報じられていますが、実際にどれくらいの資金が必要なのでしょうか?

“自分にとって”の「リタイア後の必要資金額」を把握するには、まず何歳でリタイアするのかを想定する必要があります。50歳でリタイアしようと考える人と70歳でリタイアしようと考える人とでは、リタイア後の期間が異なるわけですから、老後資金として確保する金額も自ずと異なってきます。

次に、リタイア後にどのような生活を送りたいかを具体的に考えます。夫婦で海外旅行に年2回は出かけたいと考える人と、地域のボランティア活動に精を出そうと考える人とでは、必要な金額は大きく異なります。

リタイア後
 あなたのライフデザインは?

●ライフデザインを描くことから始めよう

これからどのような生活を送り、どのようなことをしたいかというライフデザインを“自分の価値観にもとづいて”描くことが大切です。それがイメージできれば、そのデザインどおりの生活を送ることができるために必要な金額を計算することになります。これがマネープランの第一歩です。

  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます