北海道の中学受験制度
中学受験情報と言えば、関東や関西が中心になりがち。全国的にはどのような中学があるのでしょう? |
代表的な私立中学として、まずは函館ラ・サールが挙げられます。毎年1月上旬に行われる前期入試と、2月上旬に行われる後期入試があり、札幌、東京、大阪、 名古屋会場での受験も可能です。受験科目は、国・算・理・社の4科目か、国・算・理の3科目の選択制。在校生は、函館出身者と関東出身者が半々程度で、ほかにも関西、名古屋など全国から受験生が集まる中学校です。
北領は、旭川、帯広、仙台の会場でも受験が可能。入試科目は国・算・理・社の4科目。高等部の2008年度の東大合格者数が10名と、これは北海道の私立高校の中でトップの数字。
立命館慶祥は、一般入試、セミナー入試、個性入試など、多様な入試形態が特徴です。一般入試が4科目の学力検査と面接、セミナー入試と個性入試では国・算の 2科目の学力検査と面接となっています。セミナー入試では45分の授業を3回受けて、その後15分程度の簡単な「確認テスト」を受けることで受験資格の認 定が受けられる、立命館大学系列ならではの非常にユニークな入試制度です。学校説明会や見学会が5月ごろからスタートするので、関心のある方はお見逃しなく。
国立の北海道教育大学附属旭川は、「説明会に出席すること」が応募資格になるので注意しましょう。その他では、札幌光星(2008年度より共学化)は4科目の学力検査と面接、札幌日大は4科目の学力検査となっています。