ライフプランを立てる
横軸、縦軸どちらか一方に、西暦や年齢の入った表を用意し、具体的にいつどんなことをするかなどを記入していきます。これが「ライフプラン表・ライフイベント表」です。書き込む内容は、例えば「海外旅行」とか「住宅購入」とか、「老後海外で住む」・・・ などなど。そして、それを達成するのにかかる費用を具体的に記入していきます。
これは、夢のある作業です。こんなことができたら楽しいだろうな~幸せだろうな~ということを、話合いながら作成してみてください。
・ライフプランとキャッシュフロー表
下にスクロールするとライフイベント表の例が載っています。
キャッシュフロー表を作る
ライフプラン表に記入した夢を実現するために、将来のお金の流れをみる表がキャッシュフロー表です。
・ライフプランとキャッシュフロー表
簡便法は分類わけし目標資金、目標期限を決める
どんなことをしたいのか、夢の実現のための費用、達成目標時期を決めることはマネープランニングでは大切なこと… |
上記の方法は少し手間がかかります。そこで、もう少し簡略化することも可能です。たとえば、キャリアアップのお金、趣味のお金、住宅のお金、教育のお金など項目ごとに分類して、どんなことがしたいか、そのためにはどれくらいの金額が必要か、そして到達の目標時期を書き出し、貯めていくのも一つの方法です。
項目ごとに分けて貯めることは、運用上非効率なのであまりよいことではないと言われることもよくあるのですが、人間は感情による影響が大きいので、項目別の方が分かりやすく、貯める意欲も沸くので、運用などについて詳しくなる前の段階では、このような方法でよいと思います。お金を貯めるための武器は時間ですので、とにかくできるだけ早くから始めることの方が大切です。
・思い立ったら吉日!? 同じ積立でもこんなに差が!
毎月5万円で3000万円達成か?
概算で、30歳の人が毎月5万円ずつを年3%で運用しながら積立てることができれば、60歳時点では3000万円ほどになります。年3%の運用は、低金利の現時点では難しそうですが、長期運用できる資金の場合、積立て金額のうちの一部を株式(株式投信)などに振り分けると、達成する確率が高まります(株式は変動幅が大きいですので組み入れ割合には注意を払う必要があります)。もちろん、預金金利が高まれば、もっとラクに達成することが可能です。
貯蓄残高の少ないうちは、イザという時のためにお金が必要ですので、株式などに振り分けることは難しいですが、貯蓄残高が増えるとともに、株式に少しお金を振り分けることは、資産形成を考える上では、とても大切なことです。