国債って何?をやさしく解説します!
国債について、簡潔に説明します。【内容】
1.国債ってそもそも何?
2.個人が買いやすい国債の種類って?
さらに噛み砕いた詳しい解説は、『こっそり読みたい超入門「債券って何?」』をどうぞ。言葉を省略せずに、初めての人でも順を追って理解できるように書いています。
国債ってそもそも何? 仕組みを簡単解説!
国債とは、国が発行する「債券」です。債券とは、お金を借りるときに作る「借用書」のこと。つまり「国債を買う」ということは、「国にお金を貸して、その証拠に借用書を受け取る」ということです。国は、あなたから借りたお金を国の事業などに使いながら、返済期限(国債の満期)までの間、半年ごとにあなたに利息を払います。そして期限がきたら、借りたお金(国債の購入代金)をまとめて返してくれるという仕組みです。
個人が買いやすい国債は「新窓販国債」「個人向け国債」の2種類
私たち個人が買いやすい2種類の国債を紹介します。どちらも多くの銀行や証券会社で買えます。■新窓販国債
期間は、2年、5年、10年の3種類で、毎月発行されます。金利は満期まで変わりません。半年ごとに利息がもらえるほか、購入時よりも高い価格で売って利益を得ることも可能です。(=安く売って損失が出ることもある。)5万円から5万円単位で購入できます。
(取り扱い金融機関等はこちらで調べられます)。
■個人向け国債
こちらも3種類で、期間が3年で金利が一定の「固定3年」、期間が5年で金利が一定の「固定5年」、期間が10年で金利が半年ごとに見直される「変動10年」があります。それぞれ毎月発行され、1万円から1万円単位で買えます。利益は利息のみ。売買で利益を得ることはできません。満期前の中途換金や知人に譲渡することなどは可能です。
(取り扱い金融機関等はこちらで調べられます)。
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