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日本ビルファンドの旗艦物件!大和生命ビル(2ページ目)

日本ビルファンドの旗艦物件、大和生命ビルに行ってきました。REITは、物件から得られる賃料こそが収益の源、安定的な分配金の源!REITが所有する物件に関心を持ちましょう。

久谷 真理子

執筆者:久谷 真理子

住宅購入のお金入門ガイド

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大和生命ビルってどんなビル?

REITの所有物件に興味を持とう!
REITの所有物件に興味を持とう!
大和生命ビルは、日本ビルファンドの旗艦物件。投資比率は8%を超えます。大型ファンドの旗艦物件ということで注目度は大ですが、歴史に興味のある方は、江戸時代は薩摩藩の装束屋敷であったことや、明治時代には鹿鳴館がおかれていた場所であったということにも興味を持たれるかもしれません。物件の概要は以下のとおりです。

場所:千代田区内幸町1丁目1番7
立地は日比谷・内幸エリアとオフィスビルとして申し分なし。堂々たる外観のマルチテナントビルです。

敷地面積: 5065,35平米
延床面積: 50847.51平米
階数:地下4階付26階建
竣工:昭和59年6月30日
築25年と若干古めですが、外観は古さを感じさせません。しかし、「物件は外観だけではわからない」と常々思っているガイド。実は今回、日興アセットマネジメント株式会社主催の「財産3分法ファンド J-REIT体感イベント」に参加して大和生命ビルに行ってきました!

中へ入ってわかったのは、このビルの基本がワンフロア2ウィング形式であること。1つの事務室は、およそ150坪の無柱空間です。築25年ということですが、事務室も古さをさほど感じさせません。日本ビルファンドの方によれば、取得来、スペックの向上に注力してきた結果、利回りの上昇に成功したとのことです。あくまで賃料収入がメインであるREITの運用においては、投資した物件をいかに安定運用するかが重要。地道な取り組みに目を向けたいと思います。

ところで、大和生命って!?

大和生命ビルという名前を聞いて、「え?大和生命ビルって?あの大和生命?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。しかし、現在の所有者はあくまでも日本ビルファンド投資法人。日本ビルファンドが所有する物件の多くは、NBF○▲ビル、やNBF●△タワーといった名前がついていますが(NBFはNippon Building Fundの略)、ここは例外。大和生命ビルの名前が変わっていないのは、購入の際に、名前を残すという約束があったからだそうです。ここにも歴史を感じますね。

【関連リンク】
08年に浮き彫りになったREITの弱点(All About REIT入門)
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