大和生命ビルってどんなビル?
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場所:千代田区内幸町1丁目1番7
立地は日比谷・内幸エリアとオフィスビルとして申し分なし。堂々たる外観のマルチテナントビルです。
敷地面積: 5065,35平米
延床面積: 50847.51平米
階数:地下4階付26階建
竣工:昭和59年6月30日
築25年と若干古めですが、外観は古さを感じさせません。しかし、「物件は外観だけではわからない」と常々思っているガイド。実は今回、日興アセットマネジメント株式会社主催の「財産3分法ファンド J-REIT体感イベント」に参加して大和生命ビルに行ってきました!
中へ入ってわかったのは、このビルの基本がワンフロア2ウィング形式であること。1つの事務室は、およそ150坪の無柱空間です。築25年ということですが、事務室も古さをさほど感じさせません。日本ビルファンドの方によれば、取得来、スペックの向上に注力してきた結果、利回りの上昇に成功したとのことです。あくまで賃料収入がメインであるREITの運用においては、投資した物件をいかに安定運用するかが重要。地道な取り組みに目を向けたいと思います。
ところで、大和生命って!?
大和生命ビルという名前を聞いて、「え?大和生命ビルって?あの大和生命?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。しかし、現在の所有者はあくまでも日本ビルファンド投資法人。日本ビルファンドが所有する物件の多くは、NBF○▲ビル、やNBF●△タワーといった名前がついていますが(NBFはNippon Building Fundの略)、ここは例外。大和生命ビルの名前が変わっていないのは、購入の際に、名前を残すという約束があったからだそうです。ここにも歴史を感じますね。【関連リンク】
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