個人再生による、自転車操業からの脱却
自宅を手放したくない思いで、いままで自転車操業状態を続けてきましたが、もう借入もできない状態です。自宅を失うことになるだろうと、なかば覚悟していました。その後、家計状況や債務状況を整理し、共に現状を把握していきました。
現状では収入が305,000円、支出は住宅ローンや食費等を合計すると255,000円掛かっています。その他に借金返済分がありますので、家計は破綻状態。
しかし、ここで諦めるのは早いのです!
家計からは毎月約50,000円〔収入?支出(借金返済分を除く)〕の余りが出ています。収入も安定しています。生活をしていくと、思いがけない出費もありますから、余った分を全て返済原資に充てる計画は良くありませんが、返す方向が閉ざされる訳ではありません。
その後、弁護士も交え、自宅(持ち家)があることや、金利の引き直し等の任意整理では返済しきれない金額であること、などの諸事情を総合的に考えました。その上で、個人再生で解決していくことが適切ということになり、手続きを進めることにしました。
住宅ローン以外の借金510万を100万に減額!
数ヶ月が経過し、裁判所から最終的な再生計画認可確定もし、このように変わりました。<「個人再生」でこう変わった!>
もの凄い減額効果です。ですから、家計の再生もしやすいものになります。
Kさんはこの個人再生の利用で、自宅を手放さずに、借金を整理できました。
今後は節約ややりくりは必要ですが、毎月この返済額であれば、無理なく支払っていける金額です。Kさんご自身も3年間返済していく自信もあるようです。
また、手続きを進めている間に“お金に関する意識”についても変わってきたようです。
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