想いがいっぱい詰まったマイホーム。手放すのは最後の手段! |
さて今回は実際にあった例を1つ紹介します。
会社員のKさん(男性・39歳)。妻と小さなお子さんが1人の3人家族。
マンション購入後膨らんだ、カードと消費者金融の借入
Kさんは7年前に住宅ローンを組み、新築のマンションを購入しました。購入前は預貯金がありましたが、頭金や登記費用、新しい家具類、引越代などで消え、購入後の貯蓄はほとんどなくなってしまいました。その後も、不動産取得税や固定資産税、マンションの管理費などで意外とお金が掛かり、思うように再度お金を貯めることができませんでした。
そんな状況の中、務めている会社が不況のあおりを受け、給料が下がってきてしまいました。皮肉にも自宅購入をさかいに下がっていきました。それを補うために、クレジットカードのキャッシングや消費者金融から借入れはじめ、今ではどんどん借金は膨れ上がっています。
“借りては返す”その繰り返しで、毎日のように金策に悩みました。家計は完全に収支のバランスを欠いています。
このままではいけない! そう考え、家計相談に来られました。