遠慮しておいた方がいい法律家!?
しっかり解決できないことになるケースでは、このような傾向が法律家にあると思います。・「リスクは伝えない、良い事ばかり言う」 ~上手くいかない可能性や、出来ないことは初めに教えてくれた方がいいですよね。
・「すぐ受任したがる」「費用を相談者の経済的諸事情とは無関係に安くする」
・今後どうしようとしているのかなどの「説明が不十分」
・「細かいことは聞かない」 ~初めての相談では無理でも、打合せを重ねながら全体を把握していかないようだと適切な解決や方針は見えてこないでしょう。
・「高姿勢・横柄な人」
かといって、単に“優しい先生”だけではいけないと思います。こと多重債務(債務整理)の相談であれば、相談者のためにならないことにもつながります。相談者のこれからを考え、悪い点や直さないといけない点がある場合は、指摘してくれる人であってほしいものです。仮に厳しい意見を言われても、自分を振り返るための材料とまずは受け取ってみてはいかがでしょう。
こんな部分は関係ない
「事務所の規模」 ~従業員数や事務所の豪華さ、立派さだけでは信頼性は計れません。「年齢や性別」 ~若くても凄い人は大勢います。性別も全く関係ありません。
「事務所の場所」 ~自宅や会社の近くにあるに越したことはありませんが、打ち合わせに行こうと思えば行ける範囲ならいいかと思います。
「費用」 ~依頼者からみると、弁護士または司法書士の費用は安いほうがいいでしょうが、どんなことをするのかの中身をはっきり聞いた上で判断すべきでしょう。
「他力本願」的な気構えではいけない
いくら優秀な法律家でも、あなたの協力なしでは適切な解決はできるものではありません。そのため自分が変わるための気構えがなければなりません。専門家や法律家は、生活の再生などをお手伝いしているにすぎないもので、他力本願ではなく、相談する側も素直な気持ちで、すべてありのままに打ち明けて、「自分のこと」という自覚がなければいけません。そして、お互いの目的意識を合致させるのです。自分が頑張っているから、周囲の人も力になってあげようと思うものでしょう。
法律家探しは大変かもしれませんが、まずは自分で当たりを付けて絞ってみる。そして実際に会ってみる。そこから始まり、自分の気持ちを素直に打ち明けてみる。そうすることによって、自分に合った法律家と出会えることになると思います。
【関連リンク】