借金はこうなった!

ピンチはチャンスって本当?借金実例(後)
誤解も解けて、借金も解決に向かっている…。ひとつのきっかけが、チャンスになった。
離婚どころか、このピンチがまったく逆の方向に発展したのです。夫も、私と同じで、どこか腑に落ちなかった部分があったのかもしれません(とても優しい人でした)。

その後、ようやくYさんの笑顔を見ることができました。

後日、この件を弁護士と打ち合わせをし、実際に債務整理を進めていくことになりました。債務の調査をしていくと、高金利かつ長期間の利用という経緯もあり、総額155万円はあった借金は、結局約半分の73万円にまで圧縮されました。自己破産ではなく、任意整理という形で返済していくことになりました(3年返済・毎月21000円程)。

この金額なら家族が協力しあえば、乗り切れる返済金額でした。

Yさんの一年後

Yさん宅は、今でもがんばって返済をしています。あれから約一年が経ち、年明けにご夫婦で、事務所に遊びに来てくれました。

「これ見てください」とお子さん2人の名前の銀行通帳。今年は、お年玉をしっかり貯めたようで、見せてくれました。お互いのことを思いやっているご夫婦のちょっとした隙間から生じたピンチですが、このご家族の絆を深めることにつながったことが、何よりうれしかったです。

借金(お金の問題)で、離婚やその他いろいろな問題が生じることは、ままあることです。それらをひっくるめて、全体を良い方向に近づけていこうとするのが本来の在り方、目的ではないでしょうか。

誤解を恐れずにいうと、“借金(お金)の問題などは、生活を整えるための一つの通過点にしか過ぎない”と私は思っています。借金問題だけを解決して満足するのではなく、生活全体を変えるように取り組むことで目的が達成され、本当の借金整理と言えるのではないでしょうか。

そして、それがピンチをチャンスに変えるということだと思うのです。取り組み方や気持ちしだいで、やはり“ピンチはチャンスでもある”といえそうですね。





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