住宅ローン
30代、40代から家族のライフプランと共に返済計画をしっかり立てておきたいですね。
最長35年まで借りられる住宅ローンは、返済が退職後まで続くケースもあります。「退職までに完済」「退職金で完済」「退職後も返済」どれがハッピーな老後になるでしょう。

「退職までに完済」が大原則


総務省家計調査によれば、住宅ローン返済額の1世帯あたりの1ヶ月平均は、99,413円、年間約120万円の支出です。住宅ローンは返済期間が決まっていますが、老後はいつまで続くかわかりません。また現役時代の120万円と、収入が減ったり、なくなってからの年間120万円は、同じ返済額でも家計への負担が違います。何が起るかが分からない老後に備え、退職までに返済を終えて、出来るだけお金を貯めておきたいですね。

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「退職金で完済」


会社員にとって、退職金はまとまったお金を手にする最後のチャンス。退職金で、住宅ローンを完済しようと計画している人も多いでしょう。退職金が予定通りちゃんともらえる、老後のお金はもう貯まっている人は、退職後も返済を続けるより「退職金で完済」がお勧めです。

「退職後も返済」


ゆとりある老後を過すため「退職までに完済」が理想ですが、無理して完済するのはいけません。無計画な繰り上げ返済が、後々の生活を苦しくしてしまう事もあるのです。

完済してしまえばローンの残高はなくなりますが、預貯金の残高も減ります。手持ちのお金を使ってしまうと、その後大きなお金が必要になった時にそこで一時的にお金を借りる事になりかねません。住宅ローンの金利は、いろいろなローンの金利の中でも一番低いので、後でしまった!という事にならないようにしたいですね。

■気をつけたいのはこんな人
・子供の教育費が退職後もかかる
・子供の結婚資金を用意したい
・親と同居のためのリフォームが必要
・水回りの修繕を1度もしていない
・戸建てで外壁塗装の時期が近い
・車買い替えの時期が近い

退職金を使って完済した場合、その後のライフイベントで家計が苦しくなる事が予想されるなら、あえて完済せずに「退職後も返済」を選ぶ方法もあります。

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