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ブルベアファンドにチャレンジしてみよう!

株式市場の上昇とともに、個人投資家の注目を集める投資信託。中でも、ブルベアファンドがハイリターンを得られることで人気を集めています。そこで、ブルベアファンドの基本から、投資の際に注意する点などをまとめてみました。

横山 利香

執筆者:横山 利香

投資をはじめてみようガイド

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ブルベアファンドとは?

ブルベアファンドで大きく利益を

ブルベアファンドで大きく利益を

株式市場の上昇とともに注目を集めているのが投資信託です。中でも、ハイパフォーマンスを上げている投資信託として、ブルベアファンドに人気が集まっています。

ブルベアファンドという聞き慣れない名称に、「ブルベアファンドって何?」と思っている人もいることでしょう。

ブルベアファンドとは、先物やオプションといった金融商品を投資の対象としています。そのため、投資対象の金融商品が上昇もしくは下落しても、利益をあげることができる仕組みの投資信託です。一般的に、1万円程度と少額の金額からの購入が可能です。

投資対象としては、例えば、日経平均株価といった株価指数の他に、為替や債券等、世界中の金融商品が挙げられます。ですから、投資対象の金融商品次第では、値動きがとてもわかりやすい投資信託だとも言えます。

最近人気を集めているブルベアファンドとしては、「楽天日本株トリプル・ブル」や、「SBI日本株トリプル・ブルベアオープン(SBI日本株トリプル・ブル)」等が挙げられます。

ブルとベアは商品内容が違う

ブルベアファンドは、ブル型ファンドとベア型ファンドに分けられます。ブル型ファンドは、牛の角が上を向いていることから、投資対象(日経平均株価等)が上昇した時に、その値上り幅以上に利益が出る仕組みの投資信託です。ですから「これから投資対象が上昇するだろう」と思った時に購入すると儲けを得ることができます。

一方、ベア型ファンドは、熊が上から下へ手をかくことから、投資対象が下落した時に利益が出る仕組みの投資信託です。「これから投資対象が下落するだろう」と思った時に購入することで儲けを得ることができます。

ハイリスク、ハイリターンに注意

詳しく説明をすると、ブル型ファンドの多くは、資産額の2倍の先物等を買って運用しているため、株価指数が10%上昇すると基準価額は20%程度上昇します。反対に株価指数が10%下落すると、準価額は20%程度下落します。利益も損失も約2倍になる仕組みになっています。

反対に、ベア型ファンドは株価指数が10%下落すると基準価額が20%程度下落するという、反対の仕組みなっています。ですから、自分が投資を検討しようとしている投資信託はどちらなのかを確認した上で購入することが大切です。

ですから、ブルベアファンドは、先物やオプション等を積極的に活用するため値動きが大きく、ハイリスクのファンドと言う風に言えます。最近は、株式市場の上昇とともにブルファンドのハイパフォーマンスに注目が集まっていますが、市場が軟調に推移した場合のリスクも大きくなります。ですから、ハイリターンを追求したい人向きの投資信託だと言えるでしょう。

なお、ブルベアファンドは一般的に、信託報酬等の手数料が高めと言えます。手数料は日々かかるものですから、保有すればするほど負担に感じることでしょう。ですから、手数料が気にならないほどパフォーマンスが上昇する場合にはいいのですが、そうでない場合には手数料とパフォーマンスを比較検討し、儲けられるかを考えた上で投資を検討した方がよいでしょう。

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