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地価上昇!サラリーマン大家は今後どうする?(2ページ目)

東京の地価が16年ぶりに上昇!サラリーマン大家として人気を集める不動産投資ですが、今後はどう臨めばよいのでしょうか?地価の基本解説から地価上昇での取り組み方などを考えてみましょう!

横山 利香

執筆者:横山 利香

投資をはじめてみようガイド

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土地・不動産が値上がりしても焦りは禁物!


「ゼロ金利解除!貯蓄や投資は今後どうなる?」でも不動産投資の今後を予測しました。その際には、キャッシュフローが回る物件を購入することが大事とお伝えしましたが、その重要性はますます高まっていくと思っています。というのも、「もう少し経てばもっと値上がりするかも」と考える人が今後増えることが予想できます。そうなると、購入したいという需要が増えても売りたいという供給が減ることになり、不動産価格が上昇して利回りが低下する可能性が高くなるからです。
地価上昇で、都心のマイホームの価格は上昇傾向!?

不動産でも株式投資でも、人間にはないものねだりの特徴があるように思います。高いから買えないと思えば思うほどそれがほしくなり、衝動的につい買ってしまったりします。しかし、不動産の価格は少なくありませんので、購入には通常、ローンの利用がつきもの。欲求にかられて買ってはみたものの、キャッシュフローが回らなかったというのではどうしようもありません。「買ってないー」と焦るのではなく、いい不動産にめぐりあうまで、じっくりと探すチャンスだととらえるのがよいと思います。

地価上昇でマイホームは夢になる!?


私が住んでいる東京23区では、地価の上昇を受け、ここ半年ぐらいの間にマイホームの価格がじわじわと値上がりしているように感じられます。駅徒歩10分程度の新築一戸建てでは、1年前には4500万円程度だった相場が5500万円程度になっています。頭金500万円を入れて、残り5000万円を金利3.5%(35年固定を想定。ボーナス払いなし)で借りた場合をざっくりとシミュレーションしたところ、毎月の返済額は約20万円ほど。

さすがにこの金額になると、現実問題として家族用マンションを賃貸で借りた方が安いという場合もあると思います。地価が今後も上昇すると、「マイホームを買いたくても買えないから、しょうがなく賃貸」という人も出てくる可能性もあり、賃貸需要の伸びにつながる可能性もあるのではないかと思います。

不動産投資に限らず、すべての投資に共通して言えることは、「焦りは禁物」ということです。サラリーマン大家になるチャンスがいつ訪れるかはわかりませんので、いざという時のために、普段物件の見学や資金の準備を進めておくことが大事だと思います。

【関連リンク】
「サラリーマン大家になる最低条件は「3年」」
「サラリーマン大家になるにはいくら必要?」
「不動産投資はワンルームと1棟どっちがいい?」
「ゼロ金利解除!貯蓄や投資は今後どうなる?」
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