自己資金はゼロでもOK?物件価格の2割は必要?

サラリーマン大家になるための最低条件3年とは」では、サラリーマン大家を目指す人のための最低条件について解説しました。

サラリーマン大家になるためには、1棟アパートや1棟マンションのオーナーになることが必要です。1棟アパートや1棟マンションの価格は、数千万円から数億円もの金額です。一体どの程度の資金を準備すれば、不動産投資を始められるのでしょうか?

書店に行くと、不動産投資についての解説本がたくさんあります。それらには、「不動産価格の2割の資金が必要」や「自己資金ゼロでフルローン」など、本によって準備する金額が異なっていて、どれを参考にしたらよいのか迷ってしまう人も多いかもしれません。

「不動産価格の2割の資金が必要」も、「自己資金ゼロでフルローン」も、実は必要な金額としては間違っていません。なぜなら、ローンを利用する条件は、購入する不動産やローンを利用する金融機関等によって異なっているからです。

不動産の購入には諸費用がかかる

諸費用の金額以上のお金をどんどん貯めましょう!

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では、具体的にいくら準備しておけばいいのか、最低限準備しておきたいお金を見ていきましょう。

収益用に限らず、不動産を購入する時には、手付金や登記費用、仲介手数料等、様々な費用(以下、諸費用)がかかります。この諸費用は通常、物件価格の7%程度が目安とされています。5000万円の物件なら350万円、1億円の物件なら700万円というようにです。ちなみに、諸費用は、ローンが実行される前に必要になるものもあります。

不動産を購入する時は一般的に、物件価格に対してのローンになります。つまり、5000万円の物件なら5000万円までのローンです。もし5000万円全部をローンでまかなうと、「フルローン」になります。もし頭金200万円が必要といわれれば、4800万円のローンになります。ごくまれに、諸費用までをローンでまかなう「オーバーローン」もあります。

最低限準備したいお金は物件価格の7%

いくらのお金が必要か、もうわかりましたか?

仮にフルローンで不動産を買えたとしても、諸費用のお金、つまり物件価格の7%のお金は必要になります。そして、物件や金融機関、属性などによっては、さらに頭金としてのお金が必要になります。

まずは「最大限このぐらいの金額までの物件」と決めて、物件価格の7%程度のお金を最低限準備しましょう。いつよい物件に巡り合うかはわかりません。明日かもしれないですし、1年後かもしれません。よい物件に巡り合った時に購入できるように、普段から準備しておくことが大切です。

なお、資産が多ければ多いほどローンの審査での評価は高くなりますので、7%を超える分にはまったく問題ありません。


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