資産運用

60代男性「新NISAをやってみたいが、低リスクな投資先はありますか?」

みなさんから寄せられた投資や経済ニュースに関するさまざまな疑問に、ファイナンシャルプランナーの深野康彦さんが答えてくださいました。今回は「安全な投資先として選ぶなら、どんな銘柄があるか」についてです。

執筆者:All About 編集部

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みなさんから寄せられた投資や経済ニュースに関するさまざまな疑問に、ファイナンシャルプランナーの深野康彦さんが答えてくださいました。今回は、安全性の高い投資先を検討している方からの質問です。
 

Q. 新NISAで安全性を重視するなら、どのような投資先がありますか?

「新NISAは、運用で損失を出しても翌年に繰り越せないと聞きました。儲かる銘柄に投資しないと、大損することになるかもと。新NISAで安全な投資先として、どのようなものがあるのでしょうか?」(乱高下トルコさん/62歳/自営業)
 
安全性を重視するなら、どのような投資先がある?

安全性を重視するなら、どのような投資先がある?


A.「高配当株や高配当株指数に連動するETFなどでしょうか」(深野さん)

基本的に新NISAは、同一年度の利益と損失を相殺することや、損失を次年度に繰り越すことはできません。だからといって、「投資は危険」ということではなく、銘柄をしっかり選び、投資するタイミングを間違わず、ある程度長期的に投資すれば、そんなに危険ではないと思ってます。

投資は、元本が保証されているものではありません。そのため、100%“安全”な投資先を選ぶのは、なかなか難しいところがあります。それでも、もし個別株式で投資したいというのであれば、高配当株でなるべく減配リスクが低い株式、あるいは高配当株指数に連動するETF(上場投資信託)などを選んでみてはいかがでしょうか。
 
最近、株価が上がっている(※)ので、配当利回り4%を超える株が若干減っていますが、手堅く配当利回り3.5%の株を買ったとしましょう。10年間、配当金が変わらなければ、35%のリターンが得られます。裏を返せば、35%株価が下落しても、トントンになるので損はしないですよね。

さらに20年になるとリターンは70%になり、株価が7割下がらない限り損はしない。毎年3.5%の配当金が支払われている株が、20年で7割も下がることは、確率的にも考えにくいです。

また、新NISAでは、配当金が非課税になるメリットも享受できます。ですので、まずは配当利回りの高い銘柄の中から、投資先を検討してみてはいかがでしょうか。

※記事作成時点においての内容となります


教えてくれたのは……深野 康彦さん

マネープランクリニックでもおなじみのベテランFPの1人。さまざまなメディアを通じて、家計管理の方法や投資の啓蒙などお金まわり全般に関する情報を発信しています。All About貯蓄・投資信託ガイドとしても活躍中。著作に『55歳からはじめる長い人生後半戦のお金の習慣』(明日香出版社)、『あなたの毎月分配型投資信託がいよいよ危ない!』(ダイヤモンド社)など
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