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5月末に出る生保決算をどう見たらいいか、指標整理 生保の好不調は決算書でわかる!(4ページ目)

生活者に生命保険会社の決算資料を読みこなすことは、とても難しいと思います。ただ、大切な項目だけ、少し理解するだけでも、これからはいってくる情報を受け止めやすくはなるのではないでしょうか。

執筆者:陣内 恭子

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チェック!理解度で分類コーナー

■ 「個人保険の保有契約高」⇒恒常的に減少傾向ではないか?
■ 「保険料等収入」⇒減収傾向、しかも「保険金等支払金」よりも少ない状態が続くのは要注意。
■ 「総資産」⇒減少傾向、また「経常損失」ともなると極めて経営状態が厳しい。
これらがわかると『入門レベル』

■「貸借対照表。損益計算書、有価証券の時価情報」等を分析していく必要があるのですが、大概の場合、「格付」と「ソルベンシー・マージン比率」を加味すると経営の厳しい生保とそうでない生保とは大概わかります!
ここまでわかると『中級レベル』

なお、「中級レベル」程度の生保情報を知るためには「エコノミスト」(毎日新聞社発行)の生保特集が便利です。ここには、各生命保険会社のコメントと、一部解説記事を大地一成さんが担当しておられるようです。

<関連サイト>

予定利率下げ法案 国会提出か? 2003/05/07

予定利率下げでの問題解決は困難 2003/05/12

破綻させたくない理由は銀行救済 2003/05/19
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