子ども・子育て応援プラン


きょうだいって、うれしい!

日本の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子供の数の近似値)は1.29まで下がり、少子化に歯止めが利かなくなっています。

このままでは、人口そのものが減って、もちろん労働力も減り、国の経済成長が損なわれてしまいます。少子化によって、社会保障など国の基本的なシステムにも深刻な影響が現れかねない、危機的な状況にあるのです。

政府はそうした状況を改善するために「子ども・子育て応援プラン」を策定しました。これは、2005年4月から5年間にわたって実施されるものです。

これまでも、「エンゼルプラン」「新エンゼルプラン」と、5年ごとに少子化対策を打ち出してきましたが、出生率の低下を止めることはできませんでした。今回の「子ども・子育て応援プラン」は、「新・新エンゼルプラン」とも言われますが、より実効性ある内容を目指して作成されたものです。

個人の幸福とは別の理由で「もっと子どもを産みましょう」と言われることに、正直、違和感を抱く人もいるでしょう。子を持つ親にとってもなんとなく腑に落ちませんが、理由はどうあれ、子育てをしやすくするための対策を国が本格的に行うということは、喜んでいいことなのでしょう。