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少子化を取り巻くキビシー現実 「子供1人に3000万円」part2(3ページ目)

子供の教育費と養育費をあわせると、公立中心の進路でも子供1人に3000万円かかるというデータがあります。今回はその最新版をチェックします。

豊田 眞弓

執筆者:豊田 眞弓

教育費 ・ 奨学金ガイド

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それでも聖域は守られている


AIUのデータを見ると、食べるものや着るもののお金を削減して、教育にお金を回している親の姿がイメージできます。
あるいは逆に、教育に回すお金は削減できないので、養育費で調整しているのでしょうか。

野村證券調べ「エンジェル係数」でも、養育費は削減しても、教育やお稽古事などにかけるお金は削減していないことがわかります。
参照:「子育て費用に節約の波!?」

ただし、数字に飲まれないこと!


前ページまでの数字を見るとビビッてしまいますが、これだけお金がないと子供を育てられない、という数字ではありませんので誤解なきよう!

教育費は、塾代やお稽古事をどうするのか、進路をどうするのかで、トータルの費用は変わります。
養育費はそもそも生活費の中でまかなわれているものですし、節約すれば抑えられるものです。

参照:「子供費」データに飲まれるな!

また、子供にかかるお金は「かかる」のではなく、かわいいから「かけたくなる」のも真実です。

・・・とはいえ、教育にかかるお金がもっと削減できるに越したことはありません。補講塾が不要なくらい、公立校の教育力がアップしてくれたら助かるのに・・・と思う親は少なくないのでは?


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