<Kさんのプロフィール>
妊娠&出産費用も多めに準備が必要ね! |
Kさん(在宅ワーカー 37歳)、会社員の夫(37歳)、長女(1歳8ヶ月)の3人家族。
Kさんの実家は九州、夫の実家は車で2時間くらいの県内。
<Kさんの出産>
平成17年3月、里帰りして、正常周期に普通分娩で女児を出産(Kさん35歳)。
静岡での検診は個人病院、帰省後の検診と出産は私立大学病院。
妊娠中の医療費
Q・妊娠中の医療費はどれくらいかかりましたか?―― トータルで10万円近くかかりました。高いですよね。
妊娠に気づいて病院に行ったのがまだ早く、「たぶん妊娠しているけれど、1週間後にもう1度確認しましょう」という感じで、妊娠初期に病院に行った回数が多かった分、高くなった気がします。また、妊娠後期には血糖値が高くて、そのための検査などもあって、医療費がかさんだのかも。
また、健康保険のきかない妊婦検診の料金は、病院によってかなり違うんですよね。里帰り出産だったので、途中で病院を変わったんですが、1回8,000円くらいかかっていた妊婦検診の費用が4000円くらいになって、驚きました。友人に聞いたら、もっと安い病院もあるようです。もっと事前に調べておいたら節約できましたね。まあ、病院は安ければいいというわけにもいきませんが。
妊娠中にかかったお金 |
―― 妊婦検診は高くつきますが、市から検診費用の助成を2回受けられたので助かりました。保健センターで妊娠届けを出したときに「35歳以上だから、2回受けられますよ」と言われたので、もっと若かったら、1回だったのでしょうね。
また、妊娠中の検診でみつかった治療が必要な部分は健康保険の対象になります。病院では健康保険の対象の部分と対象外の部分の2枚にわけて領収証をもらっていました。
Q・妊娠関連で医療費がかさんでいますから、医療費控除も受けられたのでは?
―― 3月の出産だったので、妊婦検診は2004年、2005年にまたがったので、残念ながら、2004年は家族の医療費を足しても対象となるには額には足りず、医療費控除は受けられませんでした。翌年は出産したので自己負担の医療費は家族分を含めて10万円を超えたので、医療費控除を受けることができました。
<医療費控除>
1年間の医療費(家族分を合わせて)が10万円(所得200万円未満の場合は、所得の5%)を超えた場合、確定申告すれば医療費控除が受けられ、所得税が安くなる。病院窓口での支払いだけでなく、通院のための交通費や薬局で購入した薬品代なども対象となる。
参照:医療費控除で還付金ゲット