出産関連の医療費

Q・ご出産は帰省先の大学病院だったのですね。
―― 大学病院などは妊娠中毒症とか切迫早産とか、リスクの高い出産の方が利用する場合が多いですよね。私は妊娠中には大きなトラブルなかったのですが、実家の親が心配して「何かあったときに困るから」と、実家の近辺で一番大きな病院で出産することにしました。

実際、出産に時間がかかったために、出生時に子どもが産声をあげず、念のためすぐに小児科に運んで入院・検査してもらいました。すぐに元気になったので1日で戻ってきましたが。でも、今度は黄疸がひどくなったので、また入院扱いで光線治療を受けました。

その後はすっかり元気になって、出産後1週間で無事母子そろって退院しました。小児科のある大きな病院を利用したのは、心配症が過ぎたかな、とも思いますが、安心感は高かったです。

Q・お子さんが入院扱いになったことで、費用もかさみましたか?
―― 出産費用はだいたい40万~45万円くらいと思っていたのですが、実際には子どもとあわせて約60万円! 子どもは出生届を出したばかりで健康保険加入の手続きがまだ済んでいなかったので、子どもの入院費は一旦、全額自己負担で払わなくてはなりませんでした。

退院時の支払いは、用意しておいた現金では足りず、足りない分は実家の親に借りました。私は慌ててお金をかき集めたのですが、病院に相談すれば、足りない分は後日払ったりもできたそうです(笑)。
そのほかにもこんなコストが!



 
Q・出産育児一時金などでもらったお金もありますよね?

―― 夫の健康保険から、家族出産育児一時金で30万円いただきました。また、子どもの入院費は、健保加入後精算してまず健保負担分の8割が戻ってきて、さらに、残りの2割も市の乳幼児医療制度に申請して、戻してもらえました。

退院時の支払いは約60万円でしたが、実際の自己負担は10万円余りだったことになりますね。

<出産育児一時金>
国民健康保険や会社の健康保険、共済組合などに加入していれば、支給される。夫の扶養親族として加入している場合は「家族出産育児金」が支給される。
参照:助かる!出産育児一時金

出産でもらえるお金もあるとはいえ、退院時に数十万円を支払うのはなかなか大変ですね。何が起こるかわからない出産・分娩費用は、多めに準備しておいたほうがよいでしょう。