子育てにかかるのは1300万円?3000万円?

子育てにかかるお金は教育費のほか、養育費があります。子育てにかかる費用についてはこれまでもいくつか整理してきました。一見すると矛盾するようですが、元のデータや解釈の違いによって、表現も違ってきます。

参照記事:
国民生活白書、子供にかかるお金は1人1300万円
子どもを育て上げるのに3000万円
少子化を取り巻くキビシー現実 「子供1人に3000万円」part2

これらと異なる、また別のデータで見てみましょう。それによると、子ども1人育て上げるのに、約2400万円かかるとのこと。この金額の違いは、それぞれの基準にしている数字の違いです。

「子育て費用」の中身は?

大事なのはお金じゃないよ、ハートだよね!
下の子育て費用は、金融広報中央委員会「暮らしと金融なんでもデータ」(2007年)に収められているもので、財団法人こども未来財団「子育て家庭の経済状況に関する調査研究」(2005年度)を資料として作成されたものです。データによると、子育てにかかる金額は、「生活費」「必要費用」(学費・その他)「選択的費用」の3つに分けられています。

「生活費」とは、いわゆる日常の生活にかかるお金のうち、子どもの分として分けられる分です。「必要費用」は学費・その他の必ずかかる費用。一方、「選択的費用」は、親が選択的にかけている費用とされます。「選択的費用」はかけないこともできるし、もっとかけることもできる費用と言えます。

このデータに基づくと、子育て費用はトータルで子供1人につき2361万円かかるとされています。

次ページでその内訳を見てみましょう