では全国の自治体はどのような助成内容になっているのか、まずは主要都市からみていきましょう。
第1弾 子供の医療費助成を比較!東京23区編
第2弾 子供の医療費助成を比較!神奈川県編
第3弾 子供の医療費助成を比較!第3弾全国編
全国主要都市……1P
最近政令指定都市になった市・話題の市町村等……2P
日本最先端の市町村・有名な観光地・原子力発電所がある市町村……3P
医療費助成が充実している市町村……4P
全国主要都市の助成内容
- 札幌市
0歳~就学前の入院・通院での医療費自己負担分を助成します。ただ一部自己負担があります。0歳~3歳の通院と0歳~就学前の入院では、初診時に医科で580円、歯科で510円、4歳~就学前の通院では、原則として医療費の1割が自己負担(月の限度額設定あり)となります。入院時食事療養費は助成対象外。所得制限あり。
- 千葉市
全国の主要都市でも制度内容は異なります
0歳~就学前の入院・通院での医療費自己負担分を助成します。通院1回・入院1日につき200円の一部自己負担があります。
- 名古屋市
0歳~就学前の入院・通院での医療費自己負担分を助成します。入院時食事療養費は助成対象外。所得制限あり。
- 大阪市
0歳~就学前の入院・通院での医療費自己負担分と、入院時の食事療養費の自己負担分が助成されます。ただ、1医療機関あたり1日につき入院・通院とも上限500円(月2日を限度)の一部自己負担があります。1ヶ月あたりの一部自己負担額の支払い合計が2500円を超過した場合は、申請により超過分が返還されます。所得制限あり。
東京23区と比べると助成内容にかなり物足りなさを感じます。今後の拡大を期待しましょう。
- 神戸市
入院は0歳~小学6年までの医療費自己負担分を助成します。通院は0歳~小学3年まで助成します。ただ、1医療機関あたり1日につき上限700円(月2日を限度)の一部自己負担(0歳は自己負担なし)があります。入院時食事療養費は助成対象外。
- 広島市
0歳~就学前の入院・通院での医療費自己負担分を助成します。ただ、1日500円の一部自己負担(医療機関ごとに通院は月4日入院は月14日を限度)があります。0歳の入院は自己負担なし。
- 北九州市
0歳~4歳の通院と、0歳~就学前の入院での医療費自己負担分を助成します。所得制限あり(子供が1人の場合)。
- 福岡市
0歳~就学前の入院・通院での医療費自己負担分を助成します。入院時食事療養費は助成対象外。所得制限なし。
何かと話題になったあの町の助成内容は?