死別した一人暮らしの女性は244万人!!
下記の表は、総務省の平成17年国勢調査の世帯人員に関する調査結果の一部で、夫と死別・離別、未婚、夫がいるけど一人暮らし(単独世帯)をしている女性の人数になります。まずはご覧下さい。資料:総務省平成17年国勢調査 |
国勢調査は5年毎に、日本に住んでいる人全員を対象として、人口や世帯の実態等を調査しているものです。この国勢調査に一人暮らしに関する情報があります。
それによると、死別による女性の一人暮らしが実に244万人もいることがわかります。夫の年齢が定かではありませんが、さすがに20歳代や30歳代ではほとんどいません。年齢区分でみると50歳あたりから急増し、75~79歳では約53万人にもなります。ちなみに最年少は16歳となっています。
この表は一般世帯の女性一人暮らし(単独世帯)のみの結果です。一般世帯とは、施設等の世帯以外の世帯をいい、施設等の世帯とは、病院・療養所などの入院者や社会施設の入所者、学校の寮等の学生、自衛隊の営舎内・艦船内の居住者、矯正施設の入所者等からなる世帯のことをいいます。
女性の死別者数は全部で約766万人!
次に施設等の世帯の調査結果を紹介します。資料:総務省平成17年国勢調査 |
全年齢で約71万人、最少年齢は19歳となっています。80歳以上の女性が多い結果から推測すると、大部分は病院・療養所などの入院者や社会施設の入所者と思われます。
他にも親族等と暮らしている人(一般世帯で一人暮らし以外)が約450万人いるので、女性の死別者数全体では約766万人にもなります。平成17年国勢調査で女性の人口は65,419,017人となっているので、約12%の女性が夫と死別して暮らしていることになります。想像以上に多い数字ではないでしょうか。
平均寿命は?男女の初婚年齢は?次のページで確認しましょう。