ファイナンシャルプランナーは知識+経験が大事!
相談業務はとくに知識+経験が大事 |
医療保険の場合でみると、「ライフプランニングと資金計画」には公的な健康保険制度等が、「リスク管理」には医療保険の仕組み等が、「金融資産運用」では保険商品に関するコンプライアンス等が、「タックスプランニング」には生命保険料控除等が、「相続・事業承継」には相続対策における保険の活用等が組み込まれております。
資格取得者はこれらの知識を全て習得していますが、相談業務などをおこなっていくうえでは、知識を有しているだけでは対応できません。そこにプラスして経験や継続が重要になってくるのです。医療保険でも自らが加入して、どのようなメリットデメリットがあるのかを確認したり、継続的に知識や情報の習得を心掛けたりしていることで、深く厚いアドバイスや提案が可能になります。
ファイナンシャルプランナーにはそれぞれ得意分野がある
多くのFP実務家は、過去に6分野のうちの何れかまたは複数の実務を経験しており、その分野でのFP業務を中心におこなっているケースが多いです。過去保険実務を経験しているファイナンシャルプランナーなら保険は得意ですが、証券実務を経験しているなら保険より金融資産運用を、不動産実務を経験しているなら保険より不動産を得意としているようです。
ファイナンシャルプランナーは医療保険に詳しいのか?
ファイナンシャルプランナーは先で延べたとおり、資格を取得する為には、医療保険の知識も必要となります。特にファイナンシャル・プランニング技能士1級やCFP資格の試験はかなり難しく、保険の営業をしている人でも、勉強しないと解らないような難問が出題されます。ファイナンシャルプランナーは、全員ある程度の医療保険の知識はありますが、知識だけで相談や執筆などのFP業を行っていくことは難しいです。保険会社や代理店で3年以上の実務経験があれば、医療保険に詳しくなりえますが、そうでない場合は、余程自助努力をしない限り、友人に無料でアドバイスするくらいが精一杯です。
保険会社の人は医療保険に詳しいか?