細かな分類では肺炎が第1位
1ページ目や2ページ目の順位は比較的大きな分類になっているのでやや漠然とした感もあります。そこでより細かな分類での順位と、10年前に比べてどのような変化があったのかの比較もしてみました。細かな死因別死亡者数 |
※その他でまとめられてしまっている分類については順位から除いています。
大きな分類では悪性新生物(がん)が断トツの第1位ですが、細かく分類してみると、実は肺炎が第1位(110,080人)、脳梗塞が第2位、悪性新生物(気管、気管支及び肺)が第3位になっています。しかし10年前の平成9年では順位が異なり、第1位は脳梗塞で、第2位が肺炎、第3位には悪性新生物(胃)が入っています。
平成19年に30,777人で第9位の自殺は、平成9年でも同じ9位ですが死亡数は19年より2割以上も少ない23,494人でした。ところが翌年の平成10年(1998年)に突然31,734人へ急増し、以降は毎年3万人前後で推移しています。
次のページでは悪性新生物を部位別に分類してみました。