その為、様々な過去のデータ等を用いることで予測をしやすくします。以前の記事H17年患者調査で傷病患者数をチェック!や9人に1人が入院する現実 次はあなた!?では、入院患者の数から疾病ごとに発病する確率をイメージしました。
そして、今回は死因別死亡数のデータを紹介します。入院患者数と死因別死亡数に、自己の健康状況等を知る事で、より適正な医療保障や死亡保障を備えることが可能になります。そして、普段生活していく上での予防策や改善策を立てやすくなります。
死因別順位の第1位は悪性新生物……1P
20歳代も30歳代も死因の第1位は自殺……2P
細かな分類では肺炎が第1位……3P
悪性新生物の死因別第1位は気管支及び肺……4P
死因別順位の第1位は悪性新生物
死因別順位は今回の統計でも悪性新生物が第1位 |
また悪性新生物は昭和56年から常に第1位となっていて、約3人に1人が悪性新生物で亡くなっています。がんだけ傷病別の保険商品があるのも何となく肯けます。
死因別の順位は男女別でもほとんど変わりませんが、女性の場合の第5位だけ、不慮の事故ではなく老衰になっています。
ちなみに第5位の不慮の事故を細かく分類すると、交通事故(8,192人)や転倒・転落(6,590人)、不慮の溺死及び溺水(5,949人)、不慮の窒息(9,051人)、煙や火及び火災への曝露(1,479人)、有害物質による不慮の中毒及び有害物質への曝露(821人)、その他の不慮の事故(5,792人)に分けられます。
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