医療保険の先進医療保障はどうなっているの?

先進医療保障への加入は目的を再度確認してから!

先進医療保障への加入は目的を再度確認してから!

多くの医療保険に先進医療保障が用意(主契約の場合も特約の場合もあり)されています。先進医療の保障内容は各社で多少の違いはあるものの、おおよそ次のいずれかのような内容になっています。

  • 先進医療給付金として先進医療による療養を受けた時、先進医療の技術料と同額を保障
  • 先進医療給付金として先進医療による療養を受けた時、先進医療の技術料と同額を保障、さらに先進医療一時金として先進医療給付金が支払われる療養を受けた時、1回の療養につき所定額の一時金を保障

先進医療給付金には保障期間通算で1000万円や2000万円のような保障額の上限が設定されています。1回の療養ごとに限度額を設定している場合もあります。また、先進医療一時金の内容は保険会社によって異なり、交通費相当額を支払う場合もあります。先進医療保障に関する保険料は、ほとんどの医療保険で年齢に関係なく月々100円程度となっています。

先進医療保障の注意点として、先進医療に定められている医療技術の種類は将来変更する可能性があることを十分理解しておく必要があります。また医療保険によっては保険期間を終身ではなく10年程度の定期(以後自動更新)にしています。この場合、更新時に保険料が変わる可能性もあることを理解しておく必要があります。

がん保険でも先進医療への保障確保が可能

がん保険でも、がんの先進医療を受けた場合の保障があるがん保険や、先進医療による治療を受けた時の費用も含めて、治療費用の自己負担分を保障するがん保険(上限あり)などが多数存在しています。

ただ、がん保険に先進医療保障が付いている場合は、がんの治療を目的とした先進医療のみ保障対象としているので注意が必要です。保険料は医療保険に付加されている場合とあまり変わりません。

詳しくはこちら >> 今注目のがん保険の先進医療特約は必要?

他の保障でも先進医療に備えられる 

がん保険にはがん診断給付金という保障があります。がんと診断された時(一部保険では診断されて入院を開始した時)に一時金でまとまった額の給付金を受取れることから、これを先進医療を受けた時の治療費に充当することも可能です。診断給付金の設定を300万円以上にしておけば、陽子線治療のような高額な治療費でも賄うことが可能です。

また、特定疾病保障保険もがん診断給付金と同様に、がんと診断されたらまとまった額の給付金を受取れることから、給付金額を300万円以上にしておけば、がんに関する先進医療へ備えることも可能です。

ただ、がん先進医療保障とがん診断給付金保障、特定疾病保障では月々支払う保険料が異なるので、保障内容だけでなく保険料も含めてどれが最適か判断したいところです。

詳しくはこちら >> がん保険は診断給付金が大事なんです!!
詳しくはこちら >> 特定疾病保障の保険って何?

結局、先進医療の保障は必要?

先進医療の保障が必要かどうか悩んだ場合は、「何が不安で先進医療の保障を確保したいのか?」「現在加入している保険はどうするのか?」など、もう一度じっくり考えてから答えを出してみるとよいです。加入している医療保険やがん保険に追加で先進医療保障を付加できる場合もあります。

どうしても答えが出ない時は、先進医療保障は保険料が100円程度なので、とりあえず加入してみてもよいかもしれません(先進医療保障単独では加入できません)。加入して安心できるのであれば、それが最適な選択なのです。

【関連リンク】
・ 先進医療の最新事情(実施数・費用他)
・ がん経験者に聞いたがん治療の実態
・ がん先進治療「陽子線治療」に使う最新装置を撮影

【関連サイト】

・ 厚生労働省『先進医療の概要について』

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