国民健康保険料(税)を払っていないのは日本全体で約1割!
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1割もの人が払っていないんだ! |
厚生労働省の
平成19年度国民健康保険(市町村)の財政状況について=速報=によると、直近の平成19年速報値では、日本全体での国民健康保険料(税)収納率は90.49%となっています。
表1では過去の収納率を1965年(昭和40年)から5年刻みに、2000年(平成12年)からは毎年の数値をまとめてみました。
年度 | 収納率(%) |
1965年(昭和40年) | 94.79 |
1970年(昭和45年) | 95.82 |
1975年(昭和50年) | 95.85 |
1980年(昭和55年) | 94.31 |
1985年(昭和60年) | 93.62 |
1990年(平成2年) | 94.17 |
1995年(平成7年) | 93.32 |
2000年(平成12年) | 91.35 |
2001年(平成13年) | 90.87 |
2002年(平成14年) | 90.39 |
2003年(平成15年) | 90.21 |
2004年(平成16年) | 90.09 |
2005年(平成17年) | 90.15 |
2006年(平成18年) | 90.39 |
2007年(平成19年) | 90.49 |
資料:厚生労働省『平成19年度国民健康保険(市町村)の財政状況について=速報=』 |
2000年を過ぎたあたりから収納率が下がり、ここ6年は90%台で推移しています。国民年金に比べたら収納率はかなり高い状況ですが、それでも約1割が滞納状態となっています。各市町村の努力の甲斐もあって収納率は2005年を底に改善してきています。ただ、昨今の不況により再び悪化することも想定されます。
次に都道府県別の収納率をみてみましょう。