1日16時間労働!
個人投資家ならではの着眼点で大ばけ銘柄を探そう! |
学生のころ、ゴルフ場でキャディーのアルバイトをして貯めたお金を株式に投資し、その利益を学資にあてて経営学を学んだピーター・リンチ。その後、アメリカの大手運用会社フィディリティのアナリストを経て、同社の小さなファンドのファンドマネージャーとなります。
彼は、市場全体の動きを上回る運用を目指すアクティブファンドのファンドマネージャーとして、有望な銘柄を探し戦略を練るために1日に16時間働き、年間何千もの企業を回って運用を成功させたといわれています。
多くのアメリカ人をお金持ちに!
ピーター・リンチがファンドマネージャーとして活躍したのは、1977年から1990年までの13年間。この間にブラック・マンデー(1987)に見舞われるも、ファンドの規模を約2000万ドルから120億ドルまで拡大、25倍もの利益をあげたことから「伝説のファンドマネージャー」「多くのアメリカ人をリッチにした男」などと呼ばれるように。現在はすでにファンドマネージャーは引退し、ボランティア活動や投資の助言、執筆、公演などを精力的にこなしているのだそう。残念ながら「伝説のファンドマネージャー」に運用してもらうという願いは叶いそうにありませんが、その投資の根本的な方針は著書「ピーター・リンチの株で勝つ」などからでも十分学ぶことができます。
続いて多くのアメリカ人が投資してお金持ちになったというファンドについても見て行きましょう。