ファンドを購入するひとが増加中!
10年後に叶えたい夢をファンドに託そう! |
投資信託協会によると、2007年1月末時点の公募投資信託(ファンド)の残高は過去最高を記録。「貯蓄から投資へ」の流れも進んで、みなさんの周りにも「最近ファンドを買ったよ!」というひとが増えたのではないでしょうか?
近ごろは、新興国の株式に投資するファンドや複数のファンドを組み合わせて分散投資をはかるファンド・オブ・ファンズも人気です。世界中どこへでも気軽に投資できてしまうところは、ファンドならではの魅力の1つでしょう。
とはいうものの、日本の個人金融資産はいまだ半分以上が預金や貯金に集中していて、株式やファンドは全体のわずか15%程度を占めるにすぎません。「日本人は預金好き」といわれますが、本当は投資にチャレンジしてみたいけど、躊躇してしまっているというひとも少なくないのかも知れませんね。
アメリカではキャッシュや預金は1割強
一方、投資先進国アメリカをのぞいてみると、個人の金融資産に占める株式やファンドの割合が高く、逆にキャッシュや預金の割合は13%程度です。この投資に対する姿勢の違いは、幼いころからの金銭教育や自分で運用方法を決める年金プラン(401K)の導入など、さまざまな要因が働いています。加えて、キラ星のごとく輝く大投資家たちの存在も、きっと個人投資家を勇気づけてくれたに違いありません。
中でも「伝説のファンドマネージャー」と呼ばれるのが、ピーター・リンチ氏。
独自の投資手法ですばらしい運用成績を上げ続けた投資の天才として、世界中にその名をとどろかせています。
「伝説のファンドマネージャー」と呼ばれる由縁とは…?次ページで詳しく見ていきましょう。