イタリアンの基本/イタリアンの基本関連情報

イタリア式離乳食 vol.3 大人も美味しい! 野菜のクリームスープ

赤ちゃんは7ヶ月から、大人は、疲れている時、風邪をひいている時などに有効なスープ。我が家では2週間に一度の頻度でいただきます。

沈 唱瑛

執筆者:沈 唱瑛

イタリアンの基本ガイド

野菜のクリームスープ
Passato di Verdure

イタリア料理といえばトマト料理を想像しがちですが、意外にトマトは11ヶ月以降と、与えるのが遅い食材なのです。それはアレルギーの問題から。トマトアレルギーの子が少なくないのです。そしてタマネギは、おなかをこわしやすいとして、これも与えるのが10ヶ月前後ぐらいからで、中には1歳以上になってからという家庭もあります。

そういった事情の中、よく作られるのが、この野菜のクリームスープ。これは赤ちゃんだけでなく、疲れている時、食欲がない時、バランスよく栄養をとりたい大人でもおいしくいただけるスープです。我が家では、2週間に1度の頻度で、このスープをパンと共に食べています。

野菜のクリームスープ
Passato di Verdure

【材料】
じゃがいも……………中1個
セロリ…………………1本
ズッキーニ……………1本
にんじん………………1本
EXVオリーブオイル…大さじ2杯
塩………………………ひとつまみ
パルミジャーノ………適宜
EXVオリーブオイル…適宜


【作り方】
1.じゃがいもとにんじんは皮をむき、適当な大きさに切り、セロリは筋をとって切り、ズッキーニは適当な大きさに切る。
2.鍋にオリーブオイルをしき、中火にかけ、じゃがいも以外の野菜を入れ、塩をひとつまみ入れて、軽くしんなりするまで炒める。
3.じゃがいもを入れ、軽く炒めなじませ、ひたひたになる程度に水を入れ、1時間程度煮込む。一度煮立ったら弱火にし、途中、ていねいにアクをとり、水気がなくなったら、またひたひたになるように水を加える。
4.バーミックスまたはミキサーに入れ、クリーム状に仕上げる。好みですりおろしのパルミジャーノとEXVオリーブオイルをかける。


【メモ】
・野菜を炒める時、焦がさないように気をつけます。
・塩分は、パルミジャーノで調節するので、最初のひとつまみはほんのひとつまみで。
・赤ちゃんには、ちぎったパンやごはん、小さなパスタを入れてあげると栄養バランスがさらによくなります。
・大人も普通に食べるお料理です。
・好みで、かぼちゃやほうれん草などを入れます。
・好みで、ベルパエーゼなどのクリーミーなチーズを溶かし入れて食べても美味しくいただけます。(1歳以上)


イタリア式育児のオススメリンクのClose Up!

ブロッコリーのクリームスープ<1歳以上
離乳食初期の野菜のブロード
イタリア式離乳食のヒント
イタリアン好きの妊婦さんへ
イタリア式母乳の悩みを解決
万能の癒しの薬 カモミール

ALL ABOUT子育てオススメサイト!

育児の基礎知識
子育て事情

<<前へ 1 / 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます