3/3 アメリの街、パリのモンマルトルでお散歩 [グルメ・各国料理（海外）] All About

アメリに会える?! カフェ・ド・ムーラン

アメリのロケ地巡りのハイライトといえばやっぱりここ、カフェ・ド・ムーラン（Café des Deux Moulins）。映画のなかで、アメリが働いていたカフェで、様々な出会いと出来事が起こる、映画の中心的な場所のひとつ。

カフェ・ド・ムーラン（C）Paris Tourist Office - Photographe : David Lefranc

カフェ・ド・ムーランはフランスの街角にたくさんありそうな、庶民的なカフェ。映画を見たことのない人にとっては、なんてことのないカフェかものひとつかも?! でも、『アメリ』ファンなら、ここがあの！って思わず興奮してしまうはず。店の奥には、『アメリ』の巨大ポスターがドーンと貼ってあります。ちなみに映画のなかにあったたばこ売り場はありません。

ファッショナブルなパリのカフェとは程遠く、むしろちょっと古びた感じ。でも、それが逆にいい味を出しています。50年代風の内装は、黄色の天井、こげ茶色のソファ、壁のランプなど、ムードたっぷり。地元の人に愛用されているカフェですが、映画が公開されてからは、世界中からアメリファンも集まっています。

コーヒーもよし、軽食もよし、使い勝手がよい万能カフェ

赤い看板が目印のカフェ・ド・ムーランの外観。通りに面した席もある

ここでは漂う雰囲気もお料理のひとつのようなもの。でもメニューも意外と充実しています。定番のカフェメニューのほかに、ハンバーガーやサラダ付きのセットメニューもあって簡単な食事も楽しめます。宿をこの周辺にとって朝ゴハンを食べにくるのもいいし、モンマルトルの散策途中にお茶するのにも便利だし、夜にカウンターのバーで一杯なんて使い方もあり。

デザートには映画にも出てきたクレームブリュレをどうぞ。クレームブリュレの焦げ目をスプーンで崩すことは、アメリが好きなことのひとつ……なんて映画が好きな方には言うまでもないことだとは思いますが。

■カフェ・ド・ムーラン（Café des Deux Moulins）