毎日の野菜・フルーツレシピ/フルーツの栄養・効能

パイナップルの栄養・選び方・保存方法

真夏が最もおいしいパイナップル! 大きくて重いので、扱いにくい印象がありますが、切り方をマスターしてしまえば簡単。ここではパイナップルの栄養、選び方、保存方法を紹介しています。

江戸野 陽子

執筆者:江戸野 陽子

毎日の野菜・フルーツレシピガイド

この固い皮の内側に、柔らかくてジューシーな果実があるだなんて、信じられませんね

この固い皮の内側に、柔らかくてジューシーな果実があるだなんて、信じられませんね


王冠のような固い緑の葉に、ごつごつとした皮が特徴的なパイナップル。硬い皮の下には、太陽の光をたっぷり浴びて育った、甘くてコクのある果実が詰まっています。大きくて重いため、扱いにくい印象のあるパイナップルですが、切り方をマスターしてしまえば簡単。黄金色にかがやく果実から、甘い香りのする果汁が! 冷蔵庫で冷やしてから食べると一層おいしいですよ。

パイナップルの栄養

パイナップルの成分はエネルギー源の糖質(炭水化物)がほとんど。その他にビタミンC、カリウム、マンガン、食物繊維が含まれています。

中でも注目なのが、骨や関節を丈夫にしてくれるマンガンです。マンガンと言えば、ナッツや海草などに多く見られる成分。フルーツから摂取できることは珍しいので、大変貴重です。また、ほんのりとした酸味の正体であるクエン酸は栄養の吸収を助け、疲労回復効果もあるので、夏バテのときにおすすめです。

よいパイナップルの選び方

パイナップル
下部から甘くなるパイナップル。重みがあり、葉がきれいな緑色のものを
  • 全体に丸みがあり、重いものを選びましょう。下部が太っているものは、甘みが強く、果汁もたっぷりです
  • 葉付きのものは、きれいな緑色のものを
  • カットパイナップルは、色が濃いものを選びましょう。熟して、甘みがのっています
  • 食べ頃は、下から2/3が赤っぽく色づき、香りが強くなり、葉が枯れてきたときです


パイナップルの保存方法

保存方法
常温に置いておくと、甘い香りが漂い始めます。
食べ頃に熟したパイナップルは、常温で2日、冷蔵庫で1週間持ちます。ほとんど追熟されることないフルーツです。熟したものを収穫していますので、おいしいうちに食べましょう。

カットしたものはラップして保存し、なるべく早くに食べきりましょう。冷凍庫で凍らせて食べるのもおすすめです。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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