炊飯器でふわふわパン!香ばしさが香る塩パンレシピ
塩パンは、パン生地でバターを巻き込んで焼き上げます。オーブンで焼くと、溶けたバターが溢れ出てしまって、少しもったいない感じがするのですが、炊飯器なら大丈夫。溶けたバターは釜が受け止めてくれて、そのまま皮にしみ込みます。パリッとしているところとふわふわなところとのバランスが絶妙で、いくらでも食べられそうですが、1コにつきバター11gほど入っていますのでご用心ください。
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炊飯器料理の注意点はこちら
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炊飯器塩パンの材料(五合炊き炊飯器用)
炊飯器塩パンの作り方・手順
炊飯器で塩パンを作る
1:器にイースト、砂糖1つまみ、ぬるま湯を入れ、バターを入れる
器にイーストと砂糖を入れ、ぬるま湯を注ぎ入れてかき混ぜる。イーストが溶けたらバターを入れて浮かべておく。
この砂糖は分量外2:粉とスキムミルク、塩、砂糖を混ぜ、(1)を注いで混ぜる
炊飯器の内釜に強力粉、スキムミルク、砂糖、塩を入れてゴムベラでグルグル混ぜ、(1)を注ぎ入れながら混ぜて、粉全体に水分を行きわたらせる。
3:こねる
3分間ほど、手でこねたり釜に叩きつけたりする。
釜肌についた粉を生地でぬぐい取りながらこねる4:丸めてラップをかぶせて冷蔵庫に入れる
なめらかになった生地を丸く整えて入れ、ラップをかぶせて冷蔵庫に8~13時間入れて、2倍ほどの大きさに膨らむまで、一次発酵させる。
ラップがずれて開かないよう、内釜のふちに輪ゴムをかけて止める5:12時間半後の生地
2倍に膨らんでいれば、8時間後でも13時間後でもかまわないので、都合のいい時間に作業する
6:打ち粉の上に取り出し、手の平で押してガス抜き
打ち粉をふった板の上に静かに取り出し、両手の平で押してガス抜きする。
7:3つ折って細長くする
生地のむこう側を真ん中に持って来て、手前側を向こうに持って行って生地をつまんでくっつけ、両手で転がして形を整える。
8:4等分に切って丸める
スケッパーで4等分に切る。切り口を指でつまんでくっつけ、くっつけた部分を生地の中に押し込むようにして丸める。
9:15分休ませる
水で濡らしてギュッとしぼったキッチンペーパーを広げてかぶせ、その上からラップをかけて15分休ませる。
10:円すい形にし、麺棒で薄く伸ばす
画像の左下のような円すい形にしてから、麺棒か手の平で伸ばして右下の形にする。
11:バターを巻き込む
パン生地の端にバターをのせて巻き込む。
加熱した時に、溶けたバターがなるべく漏れ出ないよう、バターを生地で包み込む感じで巻く12:内釜に入れて、ラップをかけて冷蔵庫に入れる
内釜に入れ、ラップをかけて輪ゴムで止め、冷蔵庫の中で、8時間ほど発酵させる(二次発酵)。
13:8時間冷蔵発酵させたパン生地
8時間冷蔵発酵させたパン生地。冷蔵庫から取り出して、室温に30分置く。
14:普通に炊く
普通に炊く。画像は炊き上がり。
15:釜肌を滑らせるようにして取り出す
上の白い部分はふわふわで柔らかいので、なるべく触らないで、釜肌を滑らせるようにして、ケーキクーラーの上に取り出す。
16:バターが流れ出ていたら、逆さに取り出す
溶けたバターが釜底に流れ出ているようであれば、熱いので火傷に気をつけて、逆さに取り出し、釜底のバターをパンにかける。
17:焼きたての断面
焼きたて熱々の断面はこんな感じ。
18:冷めたらこんな感じ
完全に冷めた塩パンの断面。
19:塩をつける(お好みで)
塩(できれば岩塩)を少々指先につけて、釜際のパン生地につける。
有塩バターを使った場合は、塩は要らないと個人的には思いますガイドのワンポイントアドバイス
冷蔵発酵パンは時間はかかりますが、冷蔵庫に入れておくだけですし、発酵しすぎる心配も要らないので、気楽にパン作りが楽しめます。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。