腰痛/腰痛の予防・解消法・体操・ストレッチ

腰の負担がグッと減る方法

自宅にあるものでひと工夫。腰への負担を減らすことができます。それでは、さっそく身の回りにあるモノを使った、腰痛予防方法をご紹介しましょう。

檜垣 暁子

執筆者:檜垣 暁子

カイロプラクティック理学士 / 肩こり・腰痛ガイド

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生活の中で、腰に負担のかかることはたくさんあるのです。
ちょっと腰がつらく感じ始めた頃、このようなことを考えてしまいませんか?

「腰痛になりたくないんだけど、今日から出来る予防法はない?」

あります!自宅にあるものでひと工夫して、腰への負担を減らすことができます。それでは、さっそく身の回りにあるモノを使った、腰痛予防方法をご紹介しましょう。

<CONTENTS>
  • お手軽!足を台に乗せるだけ!-p.1
  • そもそもナゼ、腰には『台』が良いの?-p.1
  • 『台』になるものを見つけよう!-p.2
  • リラックス!足の付け根のプラプラ体操-p.2


    お手軽!足を台に乗せるだけ!

    写真のタイトル
    台所に立つと腰が重く感じて痛くなる場合もあります。
    腰痛が心配な人の強い味方「腰痛予防グッズ」は昔に比べ、いろいろな種類のものが開発されています。しかし、自分に合ったものを選んで購入するまでには、ちょっと時間が必要。今すぐにでも腰をいたわりたい!という場合は、自宅にあるものが腰痛予防グッズに早変わりします。

    腰をいたわるために使うもの。それは、『台』です。雑誌を積み重ねたものでも、小型の箱でもよいのです。20センチくらいの高さになるものを探して見ましょう。「こんな即席の台が予防グッズになるの?」と不安に思うかもしれませんが、もちろん大丈夫です!


    そもそもナゼ、腰には『台』が良いの?

    この台の使い方がポイントです。とっても簡単、片足を台に乗せるだけです。そして、どのような時に使うかですが、腰に大変悪いと言われている前かがみの姿勢になる時、立ちっぱなしで作業をする時です。台を使用できる環境であれば、一日の大半を過ごす職場で利用されると、腰にはなお良いです。

    『台』が活躍する日常動作
  • 洗顔・歯磨き
  • シャワーを浴びる時、中腰になる癖のある人
  • 調理をする時
  • 窓ガラスを拭くとき
  • 立ってアイロンをかける人(アイロン台、テーブルの高さが合わない)
  • 立ち仕事(調理師、ベルトコンベアーでの作業など)

    これらのような動作で共通することは、腰を支える筋肉の緊張を起こし、骨盤と背骨の接合部にあたる腰の骨と仙骨部分への負荷が強くなってしまうことです。そこで『台』の登場です。片足を台に乗せると、緊張を強いられていた腰を支える筋肉がリラックスし、骨盤の傾きが変わり、腰の骨と仙骨部分への負荷も減少するのです。


    >>次のページでは、『台』使い方と、リラックス!プラプラ体操をご紹介します!>>
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