腰痛/腰痛の予防・解消法・体操・ストレッチ

腰の負担がグッと減る方法(2ページ目)

自宅にあるものでひと工夫。腰への負担を減らすことができます。それでは、さっそく身の回りにあるモノを使った、腰痛予防方法をご紹介しましょう。

檜垣 暁子

執筆者:檜垣 暁子

カイロプラクティック理学士 / 肩こり・腰痛ガイド

『台』になるものを見つけよう!

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台の高さは目安がありますが、自分の楽な高さが良いでしょう。
立って作業をする時は、できるだけ腰への負担を減らしたいものです。そこで、日頃から自分に合った高さの『台』を用意しておくことをおすすめします。

目安は20センチ程の高さで、足を乗せた時に安定するものが良いでしょう。例えば、雑誌を重ねてヒモで束ねたとしましょう。しかし、ヒモのかけ方が緩いと足を乗せたときに崩れるかもしれません。崩れないようしっかり結んでください。ダンボール箱などを使う時は、足を乗せたときにへこまないように、中に物を入れるなど補強も必要です。一番良いのは、木製、プラスチック製などの固めの踏み台です。

キッチンや洗面所に置いて、立つ時やかがむ時に片足を乗せてみましょう。途中で乗せる足を交代させます。


リラックス!足の付け根のプラプラ体操

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最初のポーズ
「今日はちょっと立っている時間が長かったかな?」と思ったら、お風呂上りや寝る前に、足の付け根をリラックスさせましょう。

まず、仰向けに寝転がります。最初は両ヒザをたてておきます。仰向けで腰やお尻辺りが当たって痛い場合は、バスタオルなどを敷くと楽になります。(楽にならない場合は、この体操は中止してください)


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ゆっくり外側へ倒します
次に合わせていたヒザを開き、外側へ倒していきます。この時は、勢いをつけずに、ゆっくりと倒せる範囲まで開いていきます。足の付け根が気持ちよく伸びているでしょうか?ひと呼吸おいたら、両膝を軽く小刻みに上下に揺らしてみましょう。足の付け根に振動が伝わっていますか?5秒間ほど、プラプラ揺らして止めて・・・を3回繰り返してみましょう。

もし、ヒザを外へ倒した時や、プラプラ揺らした時に腰、骨盤、股関節が痛む場合は、この体操は中止して専門の先生に相談しましょう。


台に片足を乗せるという地味なことなのですが、腰の負担が減りますので、腰痛が心配な方はぜひお試しください。しかし、実行する際の注意事項!台を置く時、持ち上げる時は、中腰ではなくヒザを曲げましょう。『台』を使って予防する前に、腰を痛めては大変ですよね!
詳しくはコチラ⇒腰にやさしい物の持ち上げ方



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