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臨床心理士ってなに?(3ページ目)

臨床心理士はこころの悩み、不安を抱えた人に対して、心理的側面から援助を行うこころの専門家。どんな資格か、そして、活躍できる職場、仕事内容、臨床心理士になるには、などを紹介します

執筆者:宮下 公美子

臨床心理士になるには?

臨床心理士になるには、年1回、財団法人日本臨床心理士資格認定協会が実施する資格審査を受験して資格を取得する。

■受験資格
 1.第1種指定大学院修士課程修了           
 2.第2種指定大学院修士課程修了+1年以上の心理臨床経験     
 3.諸外国で1,2と同等以上の教育歴+2年以上の心理臨床経験
 4.医師免許+医師免許取得後2年以上の心理臨床経験

■資格審査
毎年1回実施される。1次の筆記試験(マークシート、小論文)は、10月に実施され、マークシートで基準点に達した人のみ、11月に2次の口述面接試験を受験する。審査は、1次、2次の結果を総合的に判断して行われる。受験料3万円。合格発表は12月下旬。平成17年度試験受験者数は2905人、合格者数1844人で、合格率は63.5%。例年60~75%前後と合格率は低くないが、医師免許取得者以外、大学院修士課程修了が資格審査受験のための必須条件と、ハードルが高い資格である。

■資格審査問い合わせ先                   
財団法人 日本臨床心理士資格認定協会 
※受験資格、指定大学院などもここで確認できる
電話 03-3817-0020

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関連サイト

財団法人 日本臨床心理士資格認定協会
日本臨床心理士会

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