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流通業界の風雲児、ドン・キホーテ安田隆夫社長の起業物語

今回はド素人から這い上がって起業、年商2300億円の会社を作りあげたドン・キホーテの安田隆夫社長の登場である。本業以外にも連続放火事件や六本木店屋上での絶叫マシン営業問題と話題は絶えない。

執筆者:木村 勝己


自由な発想と情熱が成長の原動力
 

流通業界の風雲児登場!

現在の豊かな日本の元となるような、商品やサービスを作り上げた団塊世代へのフォーカス第6段。今回登場願うのはド素人から這い上がって起業、年商2300億円の会社を作りあげた、ドン・キホーテの安田隆夫社長である。バブル崩壊後の不況下で大手流通各社が経営難にあえぐ中、11年連続で増収増益を記録と快進撃だ。これは流通業界の風雲児の波瀾万丈の起業物語である。

安田隆夫氏は1949年岐阜県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業である。1年生のときには留年し、教師であった父親から仕送りをストップされたそうだ。この頃は新聞配達や港湾労働のアルバイトをして学費を稼いだという。田舎育ちでガキ大将タイプ。

処分品を扱う安売り店を開業

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数々のバッシングや経営危機をいかに乗り切ってきたかを、あの悲劇の放火事件後初めて語る!詳細・購入はamazonへ!
卒業後、最初に就職したのは不動産会社である。独立しやすいと考えての就職先であったが、オイルショックのため10ヶ月で倒産してしまった。

1978年に東京・杉並にて日用雑貨等の処分品を扱う安売り店を開業した。自己資金800万円、29歳での開業である。店の名前も「泥棒市場」というユニークなものである。ある質屋をのぞいたとき無愛想なオヤジがひとり店番をしていたのを見て、「これなら、おれでもできる!」と閃いたそうだ。

メーカーや問屋などに眠っているサンプル品や返品、在庫品に目を付け、仕入れ価格を大幅に下げることを行う。しかし商品が売れたのは最初の1週間。お客さんが2人しかこない日もあり、3カ月後には夜逃げ寸前の状態になる。
そんな中、転機は次ページのように意外な出来事がヒントに。
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